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ザ・スクープスペシャル 追跡…三陸ミステリー!鳥越俊太郎と長野智子が迫る岩手少女殺害事件の真相とは?断崖絶壁から消えた容疑者。指名手配の男は本当に犯人なのか?

 まずはこのタイトルに注目してください。このタイトルは、Yahoo!が提供するテレビ番組表にあった番組の副題です。これを見るだけでは、この一件のみを特集するようにしか思えず、東京以外の視聴者の方々はビートたけしや田原総一朗など、豪華な出演メンバーにつられて、「たかじんのそこまで言って委員会」の方を見てしまったのかも知れません。しかし、今回この文章を書くのは、もう一つの特集「取材直前の逮捕劇~「検察史上類を見ない犯罪」の真相~」に関してのことです。どちらにしても番組内容についてはネットで動画が閲覧できるようになると思いますので、番組ホームページからこの件の概略について紹介しておきます。

(引用ここから)
今から8年前の4月22日、三井は現職幹部として実名顔出しで、
鳥越俊太郎に「検察の裏金問題」を内部告発しようとしていた。
さらに、GW明け、朝日新聞が大々的に報じ、民主党が衆議院法務委員会で追及、
三井も自ら参考人招致に応じて裏金作りを証言するという青写真であった。
しかし、鳥越のインタビュー3時間前のまさかの逮捕劇。
容疑は、マンションを購入した際、ウソの転入届けを提出したなどの「微罪」であった。
ところが、検察側の巧みな情報リークで「稀代の悪徳検事」のレッテルを貼られていく。
三井は裏金問題を封印するための「口封じ逮捕」だとして、法廷でも闘い続けるが、
ついに一昨年、懲役1年8月の実刑が確定し収監されてしまう。
あの取材ドタキャンから8年。鳥越は「忘れ物を取りに行く」ために、
あの日と同じ4月22日、同じホテルで三井と待ち合わせた…
(引用ここまで)続き

 三井氏の一件については民主党が主になって検察追及に動いていたということで、検察の矛先は次第に自分たちの存在を危うくするかも知れない、民主党の最高実力者である小沢一郎氏に狙いを付けたと勘ぐる人がいたとしても不思議ではありません。だからこそ、今回のインタビューで三井氏がどういうコメントをするかというのが注目されていたのです。

 しかし、残念ながら事件の概略を説明し、問題の核心について三井氏の口からほとんどインタビューの内容を伝えないまま番組はさっさと次の話題に。これにはいくらなんでもそりゃないよとテレビに向かって言いそうになりました(^^;)。番組のネット紹介のしかたにしろ、何らかの配慮があったのではと勘ぐりたくもありますが、少なくともこれからの三井氏の行動について、この番組は責任を負うべきだと思いますし、個人的にもさらなる追及の手をしっかりと伝えて欲しいですね。

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