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楽しく災害準備を

 本日は、中越地震から5年だそうで、そんな事を考えながら新聞を読んでいたら何と今日も新潟県で震度4の地震が起きたとのこと。今年は静岡でも大きな地震があり、家では電気や水道は大丈夫だったのですが、安全装置が働いてガスだけが出なくなりました。大きな地震の後はガス管に亀裂が入っていたら怖いということもあり、やはり災害の時には水の確保とともに煮炊きのできる別の環境を用意しておくことが必要なのではないかと思っています。たまたま備蓄しておいた固形燃料(旅館で出てくるような小さい鍋用のもの)の袋に微妙に穴が開いているのを見付けました。ダイソーで買った105円のものなのでそれほど懐は傷まないのですが、備蓄用に新しいのを用意するようにして、折角ですので固形燃料でお湯を沸かしてみることにしました。続き

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 本当はすべてキャンプ道具で揃えたかったのですが、固形燃料の入っている台は専用のものではなく、キャンドル用のもの(100円ショップ)です。焦げ付き防止用に木製のコースターを敷いています。容器はスノーピークのチタン製のマグカップ450mlです。マグカップには蓋がないので、同じスノーピーク社のコッフェルであるソロセット焚の蓋を流用しています。だいたい8分目くらいに水を入れ、点火した固形燃料の上にカップをのせて、ただひたすら沸騰するのを待ちます。固形燃料は20分くらい燃焼するとありましたが、このくらいの水の量だと、まるまる使い切るぐらいでいい塩梅になります。それでも、ボコボコと沸騰するという感じではありません。蓋をあけると底に溜まった気泡が出てくるといった感じでした。

 それで沸いたお湯がだいたい300ml強といったところでしょうか。せっかくなので、カップヌードルを作ることにしました。カップヌードルに必要なお湯はだいたい300ml程度で、今回試したぐらいで食べられる勘定になります。カップからお湯を注ぎ、3分間待って口を付けたらいいかんじに仕上がっていました。カップの底が煤で汚れることもなく、これだけちゃんとお湯が沸けばまずは合格でしょう。ただ、今回は風の影響のない場所で試したので、風がある屋外で同じ事をやろうとする場合、風防の工夫が必要となってくるでしょう。

 今回紹介した方法は単なるお遊びみたいなものかも知れませんが、カセットコンロ用のボンベやアルコール燃料などは車の中に入れて保管することは危険が伴います。防災用品としてさまざまなものが売られていますが、いわゆる防災用セットなどを一気に購入しないで、いろいろ試してみるのも楽しいものですよ。

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