5月に入って早々に、こちらでもガソリンは上がりました。この騒ぎで忘れられていることかも知れませんが、嗜好品のお酒やタバコと同様に消費税以外の税金がかかっている品物ガソリンについて、ガソリン税および暫定税率にまで消費税がかけられているという事にもっと敏感になるべきではないかと思いますね。
ガソリン1リットルにつき、53.8円の税金があるわけですが、ガソリン単体の価格に上乗せされているのはご存知だと思います。消費税は普通に考えるとガソリン単体の価格にかかるはずですが、現状ではガソリン価格+ガソリン税(揮発油税と暫定税率の合計)の合計にかけられているのですね。税金の部分だけでいうと、1リットルにつき約2.7円を消費税として二重取りされているのです。私たちは決してガソリン税を「消費」しているわけではないのに、なぜ政治家の方々はこの問題について全く口にしないのでしょうか。お酒やタバコについても同様ですが、これらのものは生活必需品というところまではいかないと思いますし、いやなら買わないという事もできると思うのですが、ガソリンは使わないわけにはいきませんね。それだけに簡単にこういう事を決めて疑問の残る税金の取り方をする事には本当に許せないという感情が残ります。
個人的な話ですが、今週末から車で遠出をする予定です。できる限りここでその行程などを紹介していこうと思っていますが、かなり長距離を移動することになりそうなのでかなり予算的に痛いですね(^^;)。その分、どうしても旅先で落とすお金は節約しないとならないわけで、特に全国地の行楽地を抱える地方にとってはかなりの影響があるものと思います。私の場合も、地元の人には悪いですが、極力お金を使わないような旅になると思います。それにしても、そういう旅でもガソリン代だけはかかるわけで、そこらへんは実にうまく徴収するシステムが出来上がっているなあとしみじみ思います。