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見込み営業の末には

 世の中でさまざまな電話セールスがあり、振り込め詐欺や悪徳商法まがい、先物取引の勧誘などよりはるかに多く自宅にかかってくるセールス電話があります。それがNTT(西日本ですが)のフレッツ光(光ファイバー使用プロバイダ)なのですね。こちらはいつもADSLを使っているから十分だと何度も断っているのにも関わらず、繰り返しかかってくるのはいいかげんうんざりしています。続き

 今日はそんな見込み営業をやってきたつけが出ました。3連休明けということで東日本の光ファイバーを使ったIP電話に利用が集中し、発信規制を行なったとのこと。そこでのNTT東日本のコメントがふるっています。

「利用が少なくなれば、今後は順次回復する」

 こんなコメントを出すようでは、災害の時など、いざという時電話としてIP電話を使うことはほぼできないと考えていいでしょう。ちゃんとしたサーバー容量を確保しないで、コマーシャルでは契約者がどんどん増えているからみんなで入ろうというような手法を今も使っています。これが今まで日本の通信インフラをリードしてきたNTTのやることかと思うと、暗澹たる気持ちになるのは何も私だけではないでしょう。

 単なる3連休に過ぎない昨日までの休みくらいでパンクしたというのも問題があります。これから年末年始にかけて、この状況で加入者が増えていけば少しくらいのサーバの増強では間に合わなくなるでしょうから、災害ではない普通の状況でも電話ができない事が何度も起こるのではないかと不安になります。すでに光ファイバーにしてしまった人については何とも言いようがありませんが、上記のようなコメントでお茶を濁すようでは、きちんとした対応がどの程度望めるかどうか。

 というわけで、今度自宅に光ファイバー勧誘の電話がかかってきたら、この点について販売代理店はどういう見解を持っているのかきっちりと聞いてみたいと思います(^^;)。これから光ファイバーにしようと思っておられる方は、仕事に使えるのか、自然災害のような場合でも従来のメタル回線と同等の回線品質を保てるのかについてはきっちりとNTTに確認を取った方がいいと思います。

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