今日、福岡から長崎へのお出掛けから帰ってきました。ここのブログでも散々文句を書いていた静岡空港からです(^^;)。たまたま旅のスタート時に、今回利用したJALの今後の経営についてのニュースが入りました。株主優待券やマイレージはどうなってしまうのか不安を持っている方も多いでしょうが、静岡空港からJALが撤退することはすでに決まっていて、この機会を逃すと静岡空港に発着するJALを利用することができなくなるということで、残っていたマイレージポイントを使って旅に出ることを計画した次第です。
私が今まで利用した空港は、羽田・成田・那覇・伊丹・新千歳ぐらいで、それほど精通しているわけではありませんが静岡空港のメリットは入口正面の駐車スペースに旅行中無料で駐車できることぐらいで、売店やレストランなどの設備はこれまで利用した中でも選択肢の少なさが際立ちました。反対に、博多からのアクセスも良く、それなりの施設のある福岡はうらやましいですね。静岡空港からですと、福岡便は一日3便ありますが、連休中ということもありましたが、行きは午前中一番の便は全く予約できず、逆方向は最終便が全くだめでした。実質的に、思い立って週末に旅行したいと思っても、福岡に夜7時過ぎに着く最終便で出て、帰りはお昼前に着いてしまう早朝便を選ばざるを得なくなるかも知れません。これでは、新幹線と比較した場合、旅行にどちらを使うかというと、やはり新幹線に軍配が上がることになるでしょう。
JALが撤退した後は、その路線を静岡の会社、鈴与を親会社に持つFDAが肩代わりするという話ですが、すぐに状況が好転するとも思えません。鈴与には今までかなり高いレートでJALのマイレージへ交換できたスマイルパーソナルというクレジットカードがあるので(現在は以前と比べるとはるかに低いレートの交換に変更されています)、個人的には、クレジットカードを利用して得られるオリジナルポイントを貯めると格安料金でFDAに乗れるような仕組みがあればなと思います。FDAという航空会社の先行きに静岡空港の成否の鍵があると強く印象付けられた今回の旅でした。