今回の選挙について、私のいる静岡選挙区は投票終了後2分で全当選者が出ました(^^;)。つまり、全くの無風区で、少なくとも選挙区に関しては多くの人がどう考えていようが全く国政に影響がなかったということです。当選者2名は自民・民主とうまく分け合ったということになりますが、こういう選挙のやり方を是とする二大政党とは一体何なのだと本当に思います。個人的には「該当者なし」という投票を反映できる投票システムにしてくれるとか、比例代表については、「議員不適格」というような投票をすることで得票数に影響を与えるような選挙にしてくれるとか。こちら静岡と同じような展望のない選挙結果になった地域や、これからもあり続けるであろう首長選挙での「現職には入れたくない」という欲求を充足できない事が続くようだと、多くの人は今よりもさらに政治に対する幻想を失い、社会全体の秩序がどんどん乱れていくような気がしましたのでこんなことを最初に書かせていただきました。
さて、昨日は静岡を7時前に出て、山梨県~長野県経由で飛騨高山までワゴンRで日帰りしてきました(^^;)。走行距離は600キロあまりでした。ETCの通勤割引を使い、韮崎から中央道に乗り松本インターチェンジまで軽自動車ではだいたい片道1,000円程度になります。安房峠にできたトンネルは軽自動車は600円。ひどい時には旧道を越えるために数時間もかかっていたのが夢のようです。高山ではみたらしだんご、飛騨牛の串焼き、飛騨そばを食し、明治から営業している老舗の落雁を買って帰ってきました。そのまま帰るのも何なので、途中の乗鞍高原温泉に寄り、良質の温泉を堪能してきました。帰りに中央道で事故があり、諏訪南インターから小淵沢まで通行止めとなったのは誤算でしたが、行きの松本インター周辺で給油し、帰宅まで約400キロ走った際の燃費はおよそ20.7キロというのにはびっくりました。高速道を走ったのは松本~諏訪のだいたい50キロのみなので、ずっと同じペース(80キロぐらい)で走れば、カタログ掲載値以上の燃費をたたき出すのではないかと期待させるだけの試運転でありました。
今回ちょっと残念だったのは車中泊をしなかったことでしょうか。ただこれは、これからいくらでもチャンスがあると思うので、これからもいろんなところへ車で出掛けてみたいと思っています。それにしても、いつぞや民主党がマニュフェストで出していた、高速道路の無料化というのは一体どうなってしまったのでしょうか。今後、高速道路の料金体系が政治によって改悪されるとしたら、少なくとも私は選挙でどうにかするというよりも、消極的に高速道路を使わない選択をすると思いますが。
耳成法市 2007年07月30日(月)21時19分 編集・削除
飛騨と言いますと、両面宿儺(りょうめんすくな) という名の飛騨王朝の大王が、大和朝廷に抵抗していたところ。古からの原風景と言ったところでしょうか。
今や日本中の高速道路は監視カメラだらけ。気ままな寄り道の旅も、面白いかも知れません。