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モバイル的最強環境の完成?

 前回のブログで紹介したキーボードですが、すぐに届きました。キーボードにこだわる人なら良くご存知だと思いますが、持ち運び可能でありながらキーピッチは19ミリを確保し、普段使いとしても十分に実用になるHappy Hacking Keyboardです。以前は廉価版でもそこそこ高かったのですが、今では廉価版なら5千円前後で購入できます。とはいっても、キーボードにそこまでお金を出せる人というのはまれだと思います。私の場合はたまたま日本語配列でかな無刻印タイプのものが良品中古で送料込み3,500円というものを見付けて注文しました。実際に来たものは、ほとんど使っていなかった感じのもので、安く購入できラッキーでした。続き

 ちなみに、具体的にどんなキーボードかというと、メーカーのページがありますのでこちらからご覧下さい。

http://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/lite2/

 あくまで普通のキーボードでありますが、普段使いのキーボードよりクリック感があり、普段使いとして常時携帯したいほどです。ただ、いつも持ち歩くバックに入る大きさではないので、緊急用に今まで使っていた中国製の980円で買った小型キーボードをバッグにはしのばせ、携帯するのに余裕があるような旅ではこちらのキーボードを使ってバリバリ入力しようと思っています。ちなみに、このキーボードにはUSBポートが2つ付いていますので、テンキーとマウスを繋いで使うこともできます。となると、今使っているキーボードをそのまま置き換えて使ってもいいということになるのですね。

 さてさて、肝心のW-ZERO3esでの親指シフト入力ソフトですが、前投稿のコメントで書きましたカタカナの「ヴ」(これが一発で入力できれば、すべての日本語を一打で入力できるようになるのです)についてや、数字キーに割り当てられた記号にも対応し、ctrlキーと「0」の入力で親指シフトとローマ字入力を簡単に切り替えることができる新バージョンがリリースされております。作者のHiroyuki Ogasawara 様に本当に感謝です。これで、親指ひゅんQを使ってウィンドウズで入力をされている方の不満はあらかた解消されたのではないでしょうか。つまり、わざわざ重いノートパソコンを持って移動しなくても、キーボードだけ持ち歩けばいつでも親指シフトでの入力ができるということになります。スマートフォンにキーボードをつないで入力できるということは、メールだけでなくブログや掲示板のコメントなど、すぐに投稿できるということを意味します。電話と同じようなテンキーの付いているW-ZERO3esについては、同じHiroyuki Ogasawara 様の作によるctrlswapmini を導入すればいわゆる「ベル打ち」と呼ばれる2タッチ入力が選択できるようになりますので、片手で入力する場合はベル打ちと予測変換を使って入力の効率を上げつつ、落ち着いて入力できる場合は外付けキーボードを繋ぎ親指シフトができるという。こんな端末はいわゆるPDAの中でも実現できる機種はありません。夏に発売されると言うW-ZERO3esの後継機は全体的に薄く小さくなるとのことですので、今から楽しみになってきました。ちなみに、W-ZERO3esの現在の中古市場は程度の差こそあれ、だいたい2万円前後といったところでしょうか。PHSの契約をせず入力専用機として使う場合、キーボードと接続コードを購入しさえすれば、どう考えても3万以内で一式が揃います。こんな風に興奮しているのは私だけかも知れませんが、出掛ける際の荷物が多くて困っていらっしゃる方については、一考の余地はあるかと思います。

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