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沖縄だけの現象ではない

 現状についてそのまま受け入れ、それを取り引きの条件にしてとりあえずの生活の糧を得るべきだといった人たちが今の沖縄では多数派であったと、一言で言えば昨日の沖縄県知事選挙はそういうことになります。それだけ日々の暮らしに追い込まれている人が多いのかも知れません。更に言うと、自分たちの力で政府が行なおうとしている基地の県内移転の流れを止められるわけがないと最初から諦めている若い人たちもかなりいるのではないかと私は思うのですが。それこそ、今の日本政府が目指す、政府のやることに粛々と従い、決して裏切らない集団の姿がそこにあります。続き

 恐らくこれからは沖縄だけでなく、日本全国の多数派は面倒な事を嫌い、なんとなく政府のやることに従う人たちになり、選挙をやれば必ず与党が勝つような情勢になっていってしまうのかも知れません。ただし、そうした人たちを政府が守ってくれるかというと、そうではないのですね。

 今の社会というのは、自ら考えて能動的に動いていかないと、どんどん貧乏くじを引かされる世の中です。先日逮捕された奈良市の職員にしても、大声を張り上げて恫喝することで無理が通ったのです。大なり小なりこうしたことは日本全国どこでもあることです。律儀で真面目で、物を言わない人たちから絞れるだけ搾り取り、選挙の時には候補者の笑顔とその時だけ見せる律儀さにコロッと騙されてしまう。選挙で誰に入れるかというのは個人の自由ですからとやかく私が言うつもりはありませんが、身の回りのことで困ったことがあれば、それを口に出したり行動にして外に出していくようなことをしていかないと、どんどんつけ込まれてしまうということも考えておかなければいけない点だと思います。

 それにしても、今回の選挙で受かった沖縄県知事の方は、実際沖縄に景気をもたらせてくれるのでしょうか。そして、沖縄へ観光に行く私の立場としては、観光地としての魅力がどう変わっていくのかというところにも興味があります。くれぐれも、今ある沖縄の魅力が損なわれないようにしてほしいものです。

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