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無料の温泉へ

 このごろ急激に寒くなってきたということで、今日は紅葉を見に車で出掛けてきました。といっても市街地は紅葉にはまだまだなので、果てしなく山を登ることになったのですが。

 それにしても、かなり高くまで来たと思っても常緑樹ばかり植えられているところが多く、京都のような美しい赤が見られるところはあまりありません。黄色に染まっているところがほとんどで、そこにちょっとの赤を探して写真は撮ってきましたが、やはり紅葉には事前に場所の選択が必要であることを痛感しました。今回出掛けたのは静岡市の北、南アルプスの麓まででしたが、山全体が染まっているのはかなりスケールが大きい感じはしましたけどね。続き

 今回は大井川をさかのぼり、千頭から寸又峡へ行かずに井川方面へと進み、長島ダム付近で偶然アプト式鉄道のミニ列車が動いているのを見ることができました。そこから更に進み、畑薙ダム手前にある静岡市営の温泉施設「白樺荘」へ。ここの温泉名は赤石温泉となっていますが、恐らく近くに温泉マークがあるものの入ることのできない「東河内温泉」の源泉からパイプで引かれてきたものだと思います。泉質はアルカリ泉で、無色透明ながらぬるぬるしていて肌がつるつるになるものです。それを温め直して提供しているのですが、びっくりすることにここの温泉施設は入館時に記名は求められるものの、入浴料自体は無料なのです。休憩室もあり、私は利用したことはありませんが、利用料も無料だとか。ただし、ここは宿泊は行なっておらず、泊まりたい人は少し行ったところにある畑薙ロッジに泊まることになります。ただ、これからということになると路面凍結の恐れがありますので、紅葉のこの時期ぐらいが今年のタイムリミットかなと思って、静岡市街地から車でおよそ2時間余りかけて行ってきたのですが、気軽に温泉と紅葉が楽しめる地理的条件に感謝です。

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