竹中労石碑のご案内

　沖縄・コザ（現沖縄市）にある民謡クラブ「なんた浜」に竹中労さんの石碑が建立されました。残念ながら５月１９日の除幕式には行けませんでしたが、何とかデジカメに収めてきました。昼間の時間ということで、あたりには人通りは全くない時におじゃましてきました。（2004.5.25更新）

その前に、これはコザにある照屋林助氏の「てるりん館」にも行ってきました（左の写真です）。当然のごとく店は閉まっていましたが、林助氏本人も現在入院中とのこと。闘病生活は大変だと思いますが、まだまだ元気でいてほしいものです。 　コザまでは車で出掛けたので、かなりウロウロと探しまわったのですが、何とか大きな「なんた浜」の看板を見付けた時には、辺りに人がいないことが幸いでしたが、大声で叫んでしまいました。那覇からですと国道沿いの京都ホテル近辺を左折して入っていったところに「なんた浜」はあります。詳しくは上記リンクを参照してみて下さい。 　石碑といっても、石のプレートを壁に埋め込んであるのですが、当初思っていたものよりもかなり大きくて立派でした。ただ、素材が光を反射しますので、写真撮影に注意しないとカメラを構えた自分がプレートの中に写りこんでしまう危険性があります。できるだけそうなることを避けながら撮ったのが表題の写真になります。

また、「なんた浜」の右隣りにある（写真では奥側）建物は、以前は沖縄料理の店「ふるさと」で、こちらも竹中労さん行きつけのお店でした。沖縄のおでんやヒージャー（山羊汁）を私もそのお店でいただいたことがありますが、これぞ沖縄料理という感じでしたね。そのあと、車を使ってコザの周辺をぐるぐると回っていましたが、いたるところにマンションや集合住宅が建ち、竹中さんが通っていた当時の雰囲気は失われつつあります。それも時代の流れということなのでしょうが、「なんた浜」の碑を中心として、そこを訪れることで追体験ができるような町並みは残っていって欲しいものです。

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