コミュニケーションパル MT-300-D
ついつい安かったのでまた小物を購入してしまいました(^^;)。でも、実際に必要かどうか判断して買っているのですよ(^^;)。この写真でもおわかりの通り、このメール端末には各社携帯電話(auのCdmaOneやNTTdocomoのFOMAを除く)に接続可能な端子がついています。これによって私のJ−PHONE携帯電話でもインターネットに接続してインターネットへの接続が可能です。ただ、これだけいろんなものがあると(^^;)、使う場面が限られるのですが、そんな中でもメールに特化した作りは何かの役に立ちそうです。というわけで、私なりの使い方についてここで紹介することにしましょう。
- 携帯でのデータ料金
個人的にはPHSを利用することが多いので、携帯でインターネットというのはなかなか現実的ではありません。メールだけなら携帯のメールを使えばいいのですが、困るのは出先でネットがらみのメールを発信しなければならない時です。それでも、PHSが利用可能ならば他のモバイルで対応できるのですがちょっと山の中に入ってもデータ通信ができなくなります。むろん、グレーの公衆電話を探して内蔵モデムを使ったりする手もあるのですが、最近の携帯各社は音声通話の料金とは違ったデータ専用料金を設定しています。私の場合一番基本料が安いプランを使っているのでその料金も高めなのですが、それでも一分20円程度と音声通話の料金よりは安くなっています。これならば緊急避難的に使ってもメール送受信ぐらいだったら使える場面ができるかもしれません。ただ、その料金を使うためには特別の番号にダイヤルする必要があり、携帯電話会社のインターネット網に入らなくてはいけません。そこで、各社プロバイダからのアクセスが設定で可能になるコミュニケーションパルの存在意義が出てきます。私の場合複数のプロバイダでメールを利用しているので、同じダイヤルでも入るメールサーバが違うため、メールサーバ別に複数のアクセス設定をしなければなりません。嬉しいのは、通常他のプロバイダからメールを送信する時に制限がかかるプロバイダがあることを見越して、本体の設定を変えることが出来ると言うことです。ただその場合、送信ができる状態になるまで30秒ほど待たなくてはいけないのですが(^^;)。
メールサーバの設定は、ほぼポストペットと同じような感じで大丈夫です。本体には有名なプロバイダについて設定のひな形が用意されていますので、それに沿っていった場合どんな形で設定されているのかを見ていけば、それほど設定に困ると言うことはないでしょう。ただ、それでちゃんと送信できるのか複数のプロバイダで試したので結構無駄に携帯料金がかかってしまいました(^^;)。
- 使ってみての感想
キーボードの方は思ったほど打ちにくいと言うこともなく、及第点ですが入力時にウィンドウが開く形で、インライン変換ができないのが不満と言えば不満。また、やはりというか変換精度は悪いです。でも常に使う訳じゃないですからね(^^;)。
メール送受信にはワンタッチでできるボタンが付いているので、実に簡単です。Jornada690の場合はシステムを立ち上げてメールソフトを立ち上げて、さらにダイアルアップのウィンドウを開いてと、かなり手順がある上に突然爆遅現象というのが起こりまして(^^;)、確かにメール端末とうたっているだけあります。
とりあえずノートパソコンを持っていけないところに、緊急避難用のネット接続端末として存在価値があると言うところでしょうか。何にしても機能を絞り込んで使うには持っていてもいいなと思うのでありますが。
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