リブレット30

 リブレット大きさ比較

 世界最小のWindows95が走るパソコンとして一世を風靡した東芝のリブレットも、さまざまなライバルの登場とともにバージョンアップを繰り返していますが、私の持っているのはペンティアムでさえないリブレット30です。それでも一応はメモリを上限の20Mに上げ、ハードディスクを1GBに交換しました。まあ、現状では非力であることは否めませんが、モバイルということに限定すれば最近の大きくなったリブレットよりも使い勝手はいいのではと思えます。最近ではNTTドコモのモバイルパック(本来は別売りのフロッピードライブと携帯電話カードが60とともに付属)が十万程度で購入できますし、同じ価格帯で購入できるWindows CEのカラー版と比べても、Windows95が使えるメリットというのは大きいのではと思われます。そんなわけで、これからはおもにリブレットの上手な使い方について考えてみます。


Windows95を有効に使う

通信環境の統一

ポストペットを動かす

 インターネットにしろ、パソコン通信にしろ、設定からログの管理まで一括管理するのなら、やはりデータ移動が簡単なものにする方がいいでしょう。私は通信でのメインマシンにリブレットを使い(現在はサブ的な使いかたですが、荷物をまとめたいときはこれを持っていく)、ニフティはNiftermで、インターネットメールはPostPetを使っています。特にPostPetを出先で使うためには、小さくて軽い、リブレットの使用が非常に有利です。

データのやり取りが簡単

I/Oポートを接続

 ここで紹介しているモバイル機器は、ほとんどの場合Windows95用のバックアップソフトが提供されています。また、デジタルカメラを使う場合にもファイルのやり取りが簡単に行えます。リブレットにはPCカードスロットの他、ザウルスやニュートンでのみサポートしている赤外線通信のASK方式までサポートされていて、またI/Oポートを取り付ければ、シリアルとパラレル接続が可能です。私はI/Oポートを付けた状態で移動していますが、そのおかげで、外出先でも全ての機器のバックアップをとることができます。

 


リブレットの特徴を生かして使う


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