電源回りのお話

 ここでは、単三や単四の充電池とは区別して、パソコン独自の充電池の話とか、ACアダプター関連の話をしていこうかなと思っています。やはり、パソコンは電気がなければただの箱ですからね(^^;)。


携帯電話の充電について

USBハブでの充電 ここのところモバイルの利用で使うため、小型のUSBハブを物色していたのですが、このことにより思わぬ副産物が産まれました。このように、小型のハブをACアダプタを繋いでセルフパワーで使うと、パソコンを繋がなくてもそのまま市販のUSB携帯充電ケーブルで充電できてしまうのです。
 このケーブル自体は、先日100円ショップでも見付けたほどで、ちなみにパソコンショップに行くと、メジャーのように巻き取られて持ち運びに苦にならないようなものも千円前後で出ています。

(参考)グリーンハウス

Docomo(FOMAは個人的に未確認)、Vodafone用型番 GH-USB-PDC

CdmaOneタイプ(au)用型番 GH-USB-CDMA

 私の場合はあくまでハブとしての利用がメインのため、セルフパワーでもバスパワー(AC電源を使わなくても利用できる)でも使え、なおかつUSB2.0をサポートするハブにしましたが、単に携帯電話の充電だけに使うのであれば、セルフパワー専用で、USB1.1のものならかなり安く出回っていますので、外での充電器の代わりとして、十分に機能するでしょう。また、マックを使っておられる人の場合、USB2.0対応をうたっていても、USB1.1の動作しか保証されない製品もあります(というか、私の買った製品の説明書きにはそう書いてありました)。そういう時にも、あえて高いものは買わなくてもいいわけです。

 また、普通の充電器の場合、一つのコンセントで一台しか充電できませんが、この写真のハブはポートが4つあるので、ケーブルさえ用意しておけば、複数の携帯電話を同時に充電することも可能となるでしょう。安いセルフパワーのハブは2000円しないであることを考えると、パソコンを持っていない人でも、USBハブ+ケーブルというスタイルは旅行の時などかなり役立つのではないかと思われます。車での移動の際も、シガレットソケットから家庭用コンセントに変換するコンバーターがありますし、これを使えば携帯電話だけではなくいろんな家電が動きますから(ただ、使用できるワット数と、使い過ぎによる車のバッテリーには注意しないといけませんが)、おすすめ度というのは更に上がるでしょう。個人的にはもう一台のPHSもUSB経由で充電できる新しいものに替えたいのですが、今のところは我慢しておきます。でもそれが実用になると、かなり荷物が減ることになりそうです。(2004.1.11)

 

モバイルにおすすめのタップ

テーブルタップ全景

 まあ、これだけではふつうのテーブルタップに見えるでしょう。しかし、これは真ん中の線の部分で分かれるのですよ。まあ、詳しくは下の説明をご覧いただければなぜモバイルにおすすめなのかわかるはず(^^;)。

つながったタップ

 ちょっと見にくいのですが、手前には「NF」、向こうには「TAP」という文字が刻み込まれています。NFとは、ノイズフィルターの略です。そうなんです。このタップにはノイズフィルターが内蔵されていて、雷の怖い電圧から機器を守ってくれるのですよ(^^)。ちなみに向こう側はふつうのタップですが、ノイズフィルター付きのタップを装着することによって、四カ所あるコンセントにつないだ機器を雷から守るようになっているのです。

タップをはずす

 タップを分離させてみました。はずすとタップだけの部分には3カ所、ノイズフィルター付きのものは2カ所コンセントがあります。通常はつなげて使い、外に出かける時にははずして持っていく。そうすれば、家でも外でも雷の恐怖から逃れられるわけですね(^^)。箱には12500Vの電圧に約30回耐久する設計になっていると書いてありました。

タップの大きさ比較

 大きさを見てもらえばわかると思いますが、タップにくっつくぐらいですからかなり小さいです。一つのコンセントを二つにするだけですが、ホテルなどでコンセントが塞がっている場合は、とりあえずこれでパソコン用の電源を確保できるわけです。持っていくものも最小限に押さえるのがモバイラーの心得ですから、これで必要十分のような気がしますが。

コンセントを曲げた様子

 最後にもう一つ、コンセントの部分が動くようになって、コンセントの状況を選ばない設計になっています。いずれもELECOMの製品ですが、タップの方の型番がKT−S002、このノイズフィルター付きのタップはKT−180です。おそらくどこのパソコンショップでも購入可能なのではないでしょうか。ちなみに私は、あわせて千三百円ぐらいで購入しました。


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