実は一昨年から毎年のように、山梨県は小淵沢にある神田の大糸桜を見に行っています。一昨年の様子はこちらの方にありますが、まだ満開ではなかったのが一つ。そして写真を撮っていたデジカメが25万画素というはなはだ貧弱なスペックだったので、雄大に甲斐駒ヶ岳を望む写真は無理でした(^^)。しかし、今回はスペックアップした(といっても130万画素に過ぎませんが)デジカメを片手に写真を撮ってきたのでこの通り。しかも花の方も満開に近い状態で非常に満足しています。上の写真が今回のベストショットという感じですが、これでは桜の全体が見られないので、全体を撮ったものも紹介しておきましょう。
今回はいい写真を撮るために朝一で静岡を出発し、小淵沢に着いたのが午前11時前でした。特に山の姿が美しく、多少無理をしてでも早く出てきてよかったという感じです(^^)。それから諏訪の方まで足を伸ばし、帰りには小淵沢よりちょっと手前の韮崎市で桃の花を見てきました。桃といえば同じ山梨県でも勝沼に隣接する一宮町が有名で、実は昨年はそちらの方の梅を見に行ったのですが、韮崎の方でもそこそこ咲いていました。
こんな風にしか撮れなかったのは、帰りということで時間は夕方の四時くらいになってしまっていたので、全景を撮ろうとするとどうしても太陽に向かってカメラを構えなければならず(桃の木の影を見てくださいね)、きれいに撮るのが難しかったからです。本当はもっと雄大な景色だったのですが、大糸桜の方を優先した結果ですからまあ致し方ないでしょうか。ただ、花の色鮮やかさを見ていただくためにマクロで撮影したものがあります。
この他にも、韮崎の手前の白根町では、6月からサクランボ狩りが行われるサクランボの白い花が咲き誇っていました。でも、桜と比べるとどうしても華がなく、写真を撮るまでには至りませんでした。総じて山梨の高原では今頃(4月の中旬)が桜の見頃のようで、しかも桃の花も同時に楽しめるということになっています。こちらとしては地元の桜を楽しんだあとにまた楽しめるということで、山梨方面へのお出かけは慣例となりつつあります。デジカメも新しくしたことだし、これからはいろんなところに出かけてこのような写真を撮ってこようかなと思っているところです。(2001.4.15)
ご意見、ご感想をお寄せください
mail@y-terada.com