月と土星の接近

 

★三枚ともビデオカメラ用テレコン・KUT−20(Kenko社製・35mm換算合計760mm相当)を取り付けてテレ端で撮影。カメラの設定はプログラムモードにスポット測光を使用。画像のサイズは縮小せず、周辺をトリミングし、画像処理は行っていない。

(撮影データ)
日時 2002.3.20 19:51
露出時間 1/100
F値 3.5
ISO感度 200

(撮影データ)
日時 2002.3.20 19:57
露出時間 1/250
F値 3.2
ISO感度 184
ズーム 約634mm相当

(撮影データ)
日時 2002.3.20 20:04
露出時間 1/100
F値 3.5
ISO感度 200

 ほとんどカメラ任せで撮ったので、できあがった写真と、データを見合わせてみると、月の明るさや、その脇を通過する土星の明るさの差になっています。残念ながら静岡では、土星が月の裏に隠れる土星食という現象は観測できなかったのですが、ぎりぎりのところをかすめる様子が見られたと言うことでよしにしましょう。ちなみに、再接近時には肉眼で土星を確認することは難しく、液晶モニターを見ることによって接近の様子を確認できました。デジタルズームを使うとさらに大きな像が得られるのですが、かなりが質的に悪くなってしまうので、このくらいが限度だと思います。単に観望するのなら、フィールドスコープのかわりとして使えることもわかりました。ただその場合、電源を確保してACアダプタから電気を供給することが必要になるでしょうが。

 


CAMEDIA C-2100Ultra Zoom

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