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サザンの今後は?

 昨日はしみじみと「たまの本」を読んでいたのですが、TBSの深夜バラエティー「イカ天」後の話は読んでいてちょっとひっかかったので、今回は竹中さんの事ではなくその辺のことについてちょっと書いてみます。たまがグランドイカ天キングになり、日本武道館でのイベントに参加を強要されたり(今後TBS出入り禁止にすると言われ結局出演)、ナゴムレコードから出していたアルバム「しおしお」、「でんご」をそのままの形でCD化して出すように(こちらは結局、イカ天レーベルからは出ず、そのおかげでナゴムレコードを主宰したケラリーノ・サンドロビッチ氏は相当儲かったそうですが)と、まるで金の成る木に群がるように当時の「イカ天」制作サイドから圧力らしきものがかかった事が「たまの本」には書かれています。ところで、その制作サイドとはどこなのかといいますと、これも昨日大きなニュースになったサザンオールスターズの事務所だったのですね。続き

 サザンとこの事務所の関係は一蓮托生とでも言うべきか、サザン無期限活動停止というニュースが入ったとたん、会社の株が下がったというニュースもすぐに飛び込んできました。他にも多くのアーティスト、タレントを擁してはいるものの、まだまだサザンにおんぶにだっこだと思われているのかなといった趣もあります。もしこれで、桑田氏本人が事務所を飛び出すなんてことになったら、えらいことになるとは思いますが、ネットで検索していると、桑田氏が頭が上がらなかった人物が会社から離れたことによって今回の発表につながったのではないかというようなまことしやかな話まで出てくる始末です。この事務所では近年、いきなり全国区での露出が増えた感がある、北海道を中心に活動している大泉洋さんや安田顕さんなどが所属するTEAM NACSと業務提携して売り出すなど、相変わらず人気者予備軍を囲い込んでマネジメントする手法は変えていないようです。しかし、たまの例にあるように、メジャーとして売り出すにあたって大きな金が動くかわりに失っていくものが多いのもまた事実ではないのかなと思います。

 個人的には桑田氏には、大人の事情の関係のないような環境で、悠々と新しい楽曲を作り、私たちに提供してみたらいいのになと思っています。ですから、今回の無期限活動停止騒動については、それほど悲壮感はありません。むしろ、くれぐれも閉店一掃セールのような抱き合わせ商法に引っかからないように(^^;)した方がいいと思いますね。

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