チケット購入まで見せます(^^)

 

 なんと、インターネットのニュースサイトでは、ワールドカップのチケットをネットで取るには『裏技』が必要だなんて書いてありますけど、私は別に裏技を駆使したのではありません。今はもうつながりませんけど、www.fifatickets.com にアクセスすると、こんな画面が出たはずです。

オーバーロード画面

 この画面を何回も見たからといって諦めてしまうのではチケットは取れません。根気強く何回も続けているとしばしばつながることがあるのですが、実はそこに英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・韓国語・日本語の各言語ごとに分かれた入口が存在したのです。私は早速そのリンクを保管し、「お気に入り」に入れました。以降は直接そちらのURLを入力してアクセスした成果です。

約款画面

 この画面は日本語表示ですが、日本語表示より英語表示のサイトの方が取りやすく、実際私が取ったのも英語表示のところでした。画像の左上に時間表示がありますが、いったん繋がった時に制限時間をもうけることでアクセス集中を避けようとしたということでしょう。さらにクレジットカードの番号の入力画面は、たんに冷やかしでのアクセスを防止するためのもので、あくまでここではクレジットカードが生きているかどうかの確認の画面です。ネットで買い物をするためにクレジットカードの番号を入力できない人はここで脱落したことでしょう。

地図

 第一段階をクリアすると現れるのが、この地図画面です。日本と韓国の開催地の地名をクリックすると、そこでの試合の中でどの試合が購入可能なのか表示することができます。赤が購入不可、上の画像では白抜きになってしまってますが橙が現在購入不可(ということは購入可能になる場合もありということ)、そして緑の表示が購入可能です(^^)。この画面で緑になっているのは、横浜での決勝ですね。緑のところにマウスを持っていき、クリックした場合のみ次の画面に進めます。どこの会場も緑表示がない場合は残念ながらアクセスをやり直し、購入可能になっている会場はないかさらにチェックすることになります。見たい試合が緑になった時は心臓が止まるかと思ったものです(^^;)。

チケット選択

 この画面でチケットの種類と枚数を選択します。チケットは6枚まで同時購入できましたが、何しろたくさんのアクセスが集中してますし、15分の時間制限もありますし、それほど一気には購入できるものではありません。さらに、チケットが購入可になっていても、どのカテゴリー(1が一番高く、3が一番安い)が売り出されているのかはこちらではわかりません。ですからこの画面で continue ボタンを押したとしてもチケットがないということではねられることがほとんどでした。しかし、ここで諦めずに何回もクリックし続けていると、何かの拍子に他の人が取り逃がしたチケットが回ってくることがあります。制限時間内に回ってくればしめたもの。もしタイムオーバーになったらまた最初からやり直しです。ただ、その時には緑の購入ランプが橙の購入一時不可に変わっている可能性もあります。その対策として、複数のウィンドウで同じようにアクセスするものを作り、一つが駄目なら次のウィンドウでということを繰り返していました。やっているとたまたま複数の画面で上のようにチケットのリクエストまで行く場合もありましたから、その場合は複数のカテゴリーを選択してクリックしまくります。とにかく粘りに粘って席が確保されたのが次の画面です。

チケット予約データ

 座席の番号を仮予約すると、今度は画面右上に新たな時間表示が現れます。今度は10分間、席はアクセスした人のために確保されます。もしパソコンがフリーズしたり、ネットの混雑で画面が進まなくなるとかして10分間過ぎてしまったら、残念ながらせっかく確保したチケットは改めて放出されてしまいます。何回もこういうことを経験しましたが、こういうシステムだから私もチケットが取れたわけで、すべて自分の都合のいいようには行きません。でも、ここまで来たらなんとかしようと意欲だけは出てくるんですけどね。

 画面の入力するのは購入者の名前と、生年月日・パスポートの番号です。そのうち、パスポート番号はN/Aとかにして、とにかくブランクにしなければよかったようでした。ここでの名前が実際に発券される時に印刷されるものです。複数枚購入する場合はその都度個人名を入力することが必要になります。


 ここまで来るともう一息です(^^)。改めて引き落とすクレジットカードの番号を入れ、住所やメールアドレスを入力します。しかし、実際問題ここからが実に大変だったりします。一番下の PRESS TO PURCHASE というボタンを押すと購入情報が送信され、それが届いた時にようやく購入完了となるのですが、ここからなかなか進まず、フリーズのしまくりだったのでした(^^;)。この画面まで見ながら涙をのんだのは、実際にチケットを購入した回数の何倍になったことか(;_;)。ここに行き着くまでも何度もオーバーロードすることもあるのですが、そういう時はあわてずに画面を右クリックして「最新の情報に更新」を選びひたすら待ちます。運がよければ購入成功の画面になるのですが、そこで初めてチケットの発券が受けられるというわけ。私の住んでいる静岡市の場合、チケット発券センターは浜松市にあり、2試合分購入したので浜松へも2往復しました(^^;)。本当に購入できているのか不安ではあるのですが私の場合は入力したメールアドレスに購入しましたという通知が12時間以内に来ましたので問題なく出かけて来れました。発券にはクレジットカードが必要で、機械にクレジットカードを通し、内容を確認しての発券となります。

 これだけの手間と時間がかかるインターネットでのチケット購入でしたが、実にスリリングで、むしろ試合以上に購入の過程を楽しんでいたというのも今考えるとかなりあったのかも知れません。ともあれ、こうした過程の中でコツはあっても裏技というものはないということは理解していただけたのではないでしょうか。(2002.7.4)


 

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