東北B級グルメを食す

 

きりたんぽ定食

 

 今回の旅は盛岡を玄関口に秋田へと足を伸ばしました。目的地は県庁所在地の秋田市というよりも、このきりたんぽ鍋の発祥の地と言われる大館市でした。もともとはマタギの間で食べられていたものだったようですが、今では秋田県の郷土料理といえばきりたんぽという風な評価を獲得しています。今回はきりたんぽ鍋を振り出しに、東北ならではの庶民的な料理について食べた感想をちりばめながら紹介していきます。ここで紹介するのはそれほど高いものではありませんので、東北地方に旅行されたときには是非お試しください。


一人用きりたんぽ鍋

 上の大きな写真で紹介したのは季節を問わず一人でも食べられる大館市の「グルメ・きむら」(電話0186-49-2939)というレストランのきりたんぽ定食1,500円です。ここでの食べ方は鍋のダシに使っている比内鶏を世間一般に広めた功労者・故山田定治氏が考案したもので、まずスープに比内鶏・里芋・舞茸を入れて一煮立ちさせます。そうしてからゴボウを入れ、更に一煮立ちさせきりたんぽと長ネギを入れます。最後にこの写真に載っているように、セリと菊をスープにくぐらせて頂くというもの。また、秋田特産の辛いしぼり大根を薬味に使うのがミソだとのこと。きりたんぽはもちろんですが、このようにしてとったスープの味がとにかく絶品でした。やはり比内鶏というのはブロイラーとは違います。

ごちそうさま(^^)

 あんまりスープがおいしかったので、ご覧の通り全部飲んでしまいました(^^;)。ラーメンとかではともかく、鍋物でこんな風になってしまうとは思いませんでした。この店に限らず、比内鶏など食材までセットになった宅配用も市内では売られています。面白いのは、一番大事なのは比内鶏ということなのか、お肉屋さんで売っているということですね。秋田市でもきりたんぽを食べたり、おみやげの食材セットを買っている人を多く見かけましたが、私としてはまず大館できりたんぽを食すべきではないかなあと思いましたね。

鶏めしの包み

 同じ大館の、大館駅で売っている駅弁の鶏めしです。時刻表が手元にある人は調べて欲しいのですが、なかなか大館に行くのには骨が折れるのです。ですから長い間、この駅弁は私にとって幻の駅弁でした。今回は大館に滞在した時間が短く、移動の時間も長かったので思わず駅に隣接するコンビニ内で購入しました。値段は850円です。

鶏めし

 ご飯の色から見て、ちょっとくどいかなあと思ったのですが、きりたんぽのスープと同じくそれほどしつこくない。中央に盛られたのが比内鶏と地鶏を混ぜたもので、こちらは味がしみて全くの美味。周辺の白いのは裏ごしされたゆで卵と細かい気配りがされています。上にあるおかずがなくても十分楽しめる味に仕上がっていて、鶏めしと名のつく駅弁の中でも代表的なものといえるでしょう。

稲庭うどん

 大館から秋田へ来て一泊したのですが、良かったのか悪かったのか、上の鶏めしを食べてしまったため、なかなか秋田名物を食べられるだけの胃袋の余裕がなくなってしまいました(^^;)。そんなわけで選んだのが、写真の稲庭うどんです。本場は南東部の稲川町ですが、今回はとてもそこまで行けませんので。写真でどこまで伝わるのか自信はないのですが、細い麺でツヤツヤしているのがおわかりになるでしょうか。食感もしっかりしている印象で、このようにざるうどんとして食べるのが麺の特徴を一段とよく感じることができます。でも次回は本場で食べたいですね。

千秋四色だんご

 翌日観光で市内のシンボルである千秋公園に出かけ、購入したのが名物と称していたこのだんごです。入り口付近の売店で売ってまして税別で500円でした。お昼ご飯は盛岡でと思って軽いものでいいやと思っていたのですが。

秋田新幹線の車内で

 盛岡に向かう秋田新幹線の中でのスナップです。順に紹介しますと左上からずんだ・あんこ、下へ行って胡麻・みたらしの四種類です。ちょっとこの写真だと少なく見えますが、実は小さいだんごが一色五個ずつあるのですよ。実際これだけでお腹が一杯になってしまいますよね(^^;)。

じゃじゃ麺

 盛岡に来て一番最初に食べたのはこの『じゃじゃ麺』です。普通のうどんの上に肉入りのみそがのっていて、これを混ぜて食べます。値段は総じて安く、私が食べたところでも400円弱というところでした。素朴な味で、これこそB級グルメといえるかもしれませんね。

そば冷麺アップ

 これは決して糸コンニャクではありません(^^;)。盛岡の名物麺といえば、上のじゃじゃ麺にわんこそばとこの冷麺ということになります。透き通っているはずの冷麺にこんな色が付いているのにはわけがあります。これは冷麺にそばを混ぜた『そば冷麺』なのです。コシも多少抑えめで、味もほんのりそばの香りがして、私はこちらの方が好みですね。

そば冷麺

 このそば冷麺は辛くありません。そのかわり、付け合わせで辛いキムチがついてきます。今回食したのは、最近になって盛岡駅前に支店ができた地元の有名店『ぴょんぴょん舎』(電話019-606-1067)です。焼き肉やその他の料理もとてもおいしそうだったんですが、焼き肉は大勢で食してこそ味が出るということで今回は泣く泣くパスしました(;_;)。次回はもっと違う食材を紹介しようと思いつつ、今回はこの辺で。


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