この写真だけではわかりづらいかも知れませんが、とにかくすごい迫力です。これだけの火の粉を浴びながら熱さに耐えている人というのはすごいと思うのですが、近所のお祭りにやってきてくれた静岡市郷島地区の手筒花火です。ここでは、デジカメで動画も撮ってきましたのでそれと合わせて紹介していこうと思います。
手筒とはこの写真のように、竹の周りに縄を巻いて作るんだそうです。基本的には打ち上げる人自身によって作られるそうです。
竹を切り芯をぬき、油をぬいてから縄を巻き、火薬を調合して詰め、仕上げるというのはそれだけで危険な作業ですね。
手筒花火という徳川家康がらみが発祥になるのでしょう、三河の豊川が有名ですが、静岡県の新居町でも盛んに行なわれています。今回見たものはそのどちらでもなく、静岡市の山の中、郷島地区に保存会があり、そのメンバーによって披露されました。どんなものかということはとにかく実物を見ていただいた方が早いでしょう。元映像と比べるとちょっと動画のスムーズさでは劣りますが、その分ファイルを小さくしてあります。ブロードバンド環境の方でないとリアルタイムでの再生はきついと思いますので(1.02MB程度あります)、ダイアルアップで御利用の方はダウンロードしたファイルを接続を切って見られる方がいいと思います。では、以下のリンクからどうぞ。
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