2003東京モーターショー

 

おねえさんの手元に注目

 いろんなブースを回った中でふと気になったのがごらんのプジョーのブースでした。手前のおねえさんを狙って撮ったのですが、その手元にあるものに注目して下さい。わかる人にはわかるかと思いますが、これはNTTドコモが出しているPDA「シグマリオン3」なのですね。そこに恐らくFOMAカードを差して購入を検討している人に向けてその場でデモを行なっていました。他のイベントコンパニオンさんが単にカメラへ向かって笑顔を振りまいたり、パンフレットを配っているだけなのとは一線を画していました。服もほとんど露出していませんし(^^;)。そんなわけでここではあくまで車中心に私の興味を引いた写真を紹介します。イベントコンパニオンさんは出てきませんので、それを期待されている方、どうもすみませんm(_ _)m。

トミカブース

 とるものもとりあえず掛け付けたのが、こちら玩具メーカーの「トミカ」のブースです。ここの手前に子供が遊べるようなフリースペースになっているのですが、まだ一般公開前ということか、イベントコンパニオンのおねえさん方が翌日の英気を養うべく休んでいました(^^;)。噂には聞いていましたが、ちょっと前を通っただけでもかなり生臭い話をしていましたね。まあそれはいいとして、ここでは東京モーターショーのロゴの入った9種類のトミカが売られているのですね。カウンターに注文内容を書いて、奥の方に並ぶようになっています。この日はまだ人はいませんでしたが、一般公開後は大人気でかなり待たないと買えないみたいですね。

ヤマハの電動スクーター

 トミカのブースの階下全体が二輪のブースになっており、こちらも多くの人がつめかけていました。バイクと言うとスクーターしか乗れない私としては、興味が偏ってしまうのでその辺についてはご容赦を。
 これは自転車ではないかと思える展示ですが、軽快に街乗りを意識したヤマハの電動スクーターなんだそうです。免許も要らずヘルメットも必要なければこういうデザインも有りとは思うのですが、どうなんでしょうね。

折りたたみ電動スクーター

 こちらはぐっと現実的という感じがしますが、こちらもヤマハの電動スクーターです。しかもボタン一つで縦に折りたためるという特徴を持っています。こういうものは軽自動車くらいのスペースでも格納して移動することも可能になりますね。移動中に車からバッテリーを充電して、ちょっと動きたい時にはこれを利用するなんてこともできそうですね。しかも電動なので燃料は車のものだけ気にすればいいし。ヤマハではもう一台、これよりもう少し大きい代わりに予備の充電池や充電器など収納可能なスペースがあり、ハンドルを折りたたむことで車にも積載可能なスクーターも参考出品されていました。燃料電池車もいいですけど、車に乗らないでこういうものに乗るという選択をするということも環境にとってはいいことですし、早めの市販化をお願いしたいですね。

ダイハツのスクーター

 こちらは二輪のコーナーではなく、四輪のコーナーに展示してありました。ダイハツの軽自動車に積み込むことを意識したサイズになっています。これは電動ではなく、ガス燃料を利用したハイブリッドバイクなんだそうです。こういうコンセプトで登場したものに、ホンダの「シティ」に積み込むことを意識した「モトコンポ」がありましたね。今回はそのホンダも、同様に四輪と二輪を作っているスズキにもそういうコンセプトの製品は見付けられませんでした。四輪だけではなく、二輪についても環境にやさしく、コストもかからないものの登場を期待したいところですが。

夢の車

 こちらはトヨタが参考出品した、一人乗りの電気自動車です。高速走行時には写真のようにシートが倒れ、街乗りの時はシートが上がります。また、前のタイヤが回転するためその場で簡単に向きを変えることができるというまさに「夢の車」ですね。でもこれが売れるのかということは別問題でしょう。

招待客もトヨタが一番?

 それにしても、このトヨタのブースは他のメーカーと比べると人の数がすごくて、とてもじゃありませんがまともに近づけませんでした。こんな時はやはり10倍ズームのデジカメは便利です。上の写真は光学10倍で撮ったものですが、人が多くてお目当ての車に近づけない時などこういう場ではあるので、レンズ交換式一眼レフを持てない私としては、カメラの選択を誤らなくて良かったと(^^;)。

UFE−2

 こちらは軽のハイブリッドカーとして前回のモーターショーでも出品された、ダイハツのUFEの二代目「UFE−2」です。10モード燃費が何と60キロと原付バイク並ですが、それはこの写真を見ていただければわかるように、徹底した軽量化と空気抵抗を逃がすように設計されたボディによるところが大きいとのこと。ただ、どう見てもこのままでは市販されないでしょうし、市販されたとしてもホンダのインサイトのように(実走でリッター40キロ前後は行くらしい2シーターのハイブリッド車)一般化はしないのではないでしょうか。

息吹

 こちらはマツダの、今回初お目見えのスポーツカー「息吹」です。フロントがどう見ても顔文字にしか見えないということで、つい正面から撮ってしまいました。確かに( ̄ー ̄)……こんな感じに見えてしまいますね(^^;)。
 

殿堂入りのコスモスポーツ

 マツダでロータリーエンジン、スポーツカーと言えば、この車「コスモスポーツ」が元祖ですね。こちらはマツダのブースではなく、日本自動車殿堂に入ったということでその記念に展示されていたものです。1967年といいますから26年前の車なんですねえ。

オロチ

 「息吹」ののっぺりしたマスクに比べると、こちら光岡自動車のスポーツカー「オロチ」のスタイリングはすごい迫力です。もともとスポーツカーというのは夢の車なのですから、車のことをあまり知らない人にとっても魅力をかもし出すようなものであって欲しいものです。

ランボルギーニガヤルド

 ここまでは国産車を紹介してきましたが、フェラーリよりもなかなか国内では見る機会のないランボルギーニのガヤルドを紹介しておきましょう。スタッフの人がこまめに手入れをしているのが何だかほほえましくて(^^;)。ちなみに、私はツアーバスで会場に入ったのですが、出る時にふとバスの窓から外を見たら、何とこの車で帰っていく人がいるのを発見しました。ちなみに、この車の価格は1770万円だそうですが、段差があるところなどへの出入りを考えると恐くてとても乗れそうにないんですが(^^;)。


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