個人的に、飛行機を使った旅行というのは経験が少ないのです。というのも、最初に飛行機に乗る前にあの日航の墜落事件が起こったからというわけではありません(でもどちらかというと飛行機じゃない旅が好きですが(^^;))。
電車やバスの切符というのは、指定席であるものをのぞけば別に予約しなくても購入しすぐに乗れるのに対し、飛行機の自由席なんていうのは聞いたことがない(^^;)。飛行機を使った旅というのは事前の予約というのが不可欠で、直前の変更はなかなか難しいし、かなり料金的にかさむというイメージがあるしということでなかなか自分から航空券の予約ということをしたことがなかったんですね。それがたまたま自分で沖縄までの航空券を確保しなくてならなくなったのが2日前のことで(^^;)、改めてインターネットから航空券の予約にチャレンジしてみました。(2001.9.6)
それまでの私の知識では、早割とか早朝深夜便の割引とか、そんなものしか知りませんでしたが、最近は特定期間によってはもっと安いバーゲンチケットが存在することがわかりました。驚いたのは全国一律1万円という料金体系が存在することです。全日空の超割は路線によって差があるものの東京〜沖縄が12300円(諸経費含む。チケットレス決済を利用すると2%引き)の価格設定になっています。日本航空も同様のバーゲンフェアを行っています。こうしたチケットをうまくゲットできれば、往復2万〜3万程度で一気に行動範囲が広がるのです。
今回はたまたま、9月2日に「何とか11月4日に沖縄に」という指令が飛んだので(^^;)、その前に着いて、その後に帰る便を探してみました。それでたまたま、11月2日の全日空の割引対象日に当たり、帰りは日本エアシステムの月曜火曜割引の日に当たりました。今回はこの二社を利用してチケットをゲットすることに。二社ともクレジットカードやコンビニ決済を利用することによりチケット発行のないチケットレスのサービスを行っていますが、まず行きの便として選んだ全日空の11月2日の便を予約するに当たり、すんなりバーゲンチケットがゲットできた嬉しさのあまりチケットレスにして予約しなかったのですね(^^;)。でも、私の住んでいる静岡市に営業所があり、普段出入りしているところから近いことは知っていたので、それほど動揺せずにチケットを引き替えに。インターネットでの予約の場合は画面上で予約しただけでは完全に予約完了とは行きません。入金および決済をしないと権利は消滅してしまいます。逆に行きのチケットは取れたのに帰りのチケットはどうしても手に入らない場合などは、キャンセル領などは発生しないのでインターネットでの予約というのはなかなかいいような感じがします。結論から言うと帰りのチケットも取れたので、直接営業所の方に出向き、チケットを購入してきました。消費税の500円は覚悟していたのですが、旅行代理店でなく直接営業所に出向いたのがよかったのか、ジャスト1万円しか請求されませんでした(^^;)。
帰りのチケットは取れたと書きましたが、実はそうすんなりとは行きませんでした。日本エアシステムのホームページにアクセスして、午前9時半から当日分のチケットを予約できるということで予約画面を出すつもりがなかなかつながらない(^^;)。そのうちに、ようやくつながったと思ったら11月5日那覇空港出発の羽田行きのチケットは見事になくなっていたのでした。
さて、この場合どうしたらいいのでしょう。安売りチケットを諦めて、普通の割引チケットを目指すべきなのでしょうか。しかし、ちょっと待ってください。私の住んでいるのは静岡県で、空港のない県です。ということは羽田から乗るにも結構時間とお金はかかるわけで、あくまで羽田着にこだわることもないわけです。残念ながら日本エアシステムは名古屋〜沖縄間の定期便は就航していませんが、関西ならどうか(^^;)。で、検索してみたところしっかり席は残っていました。那覇〜伊丹のチケットをクレジットカード経由でゲットしたのでした。決済の確認はメールで来ますが、念のため通常のメールアドレスから携帯に転送をかけ、予約状況を常に持てるようにしました。当日はクレジットカードをカウンターに持参すれば航空券を発券してくれるそうです。ともあれ無事に、ちょっと変則的な往復ながら2万円で航空券をゲットすることができました。インターネットでの予約というのは、こういう風にできるということになるとますます盛んになるでしょうね。旅行代理店はどうなってしまうのだろうと、そっちの方が心配にもなりますね。
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