ADSL導入日記

 

フレッツADSLパンフレット

 

 ISDN導入日記を書いてから、果たしてどの程度時間が経ったのかという話はありますが(^^;)、とうとうこれを書いている2001年3月1日から、プロバイダを選択して地域IP網を使う接続サービス『フレッツADSL』のサービス仮受け付け(^^;)が私の住んでいる静岡市で開始されました。一度回線をISDNにしてしまっているので、再度アナログに戻すという、無駄な工事は入りますが、それだけ社会的状況を読めない、不確実な時代に入っているということなのでしょう。不確実といえば、いったいいつから使えるようになるのか、それも不確実である訳なのですね(^^;)。
 ということで、ここでは仮申し込みをしてから実際に開通するまで、いっさいの脚色なく(^^)、記録しておこうということでコンテンツを開きました。サービスそのものはもちろん、いったい開通するまでどのようなことがあるのか、興味をお持ちの方は是非注目してみてください。

(追記)ほぼ一年にわたってお世話になってきたフレッツADSLですが、8メガバージョンにするためにはモデムの買い取りが必要で、しかも料金も高くなる代わりにスピードも出る保証がないという状態となっていました。そんな中、現状の料金よりも安く、しかも8メガ標準というYahoo!BBへの変更を画策してしまいました。同じADSLということで、こちらで続けて書くことにしております。


1月19日 無料配布のモデムって

 この日記も足かけ三年目になってしまいました。今のところそれほど新しい動きというのはありません。12Mのサービスといっても、現状では生かし切れない感じがまだまだしますし。ヤフーの方で期待したいのは、ADSL回線を使ってのテレビ番組配信ですが、今年中にはこちらでもサービスが開始されるようになるとうれしいのですが。

 さて、今回はヤフーが店頭で配っている一台でインターネットと電話ができるというコンボモデム(8M)です。ハードオフでジャンク扱いのものを安く入手することができたので、流通経路に不安を感じつつも2千円ちょっとで購入して試してみることにしました。うまくいけば今使っているモデムを返却できるかなという気もしましたし。

 もしかして不良品かとも思ったのですが、何と未開封品でした。しかし結論から言うと、BBフォンのみが使えませんでした。後から調べてみたところ、電話のサービスについてはID登録した機械でないとだめということらしいです。ただ、私の場合はモデムと電話用アダプターは別ですので、今ある専用モデムの代替機として使えます。ACアダプタも同じものですし、いざという時の予備としての役割しかないのが最初の思惑からすると残念ですが、スプリッタもLANケーブルもモジュラーケーブルもついてきたし、将来BBフォン専用の電話を増設する時の役には立つでしょう。すぐにADSLの早さが24Mあたりにまで伸びてくればこれも単なるゴミになるでしょうが、これだけ数多くのモデムを配っているんですからね。一番心配なのは、今回入手したモデムを売りに出した人のことだったりします(^^)。無料のお試し期間が終わったら、モデムはヤフーに返却する義務が生じると思うのですが。皆さんも無料で配られている物には注意しましょうね(^^)。

 

11月28日 BBフォンでFAXは送れるか?

 なかなかチャンスがなかったのですが、今回FAX送信にチャレンジしてみました。現在はFAXように別回線を使っておりますのでその必要はなさそうですが、全国どこでも3分7、5円というのはFAXについてもアドバンテージです。市内なら問題ないですが、全国どこでも格安で送信できれば便利ですからね。

 本当はパソコンのFAXソフトでやればよかったのですが、実際問題、設定のし直しがとてもめんどくさくて、ちゃんとできているようでも全然動かなかったりとかしてたんで、テストもしなかったのでした(^^;)。

 それが、今回購入したWindowsCEマシン・モバイルギア2には標準でFAX機能がありまして、性能が制限されている分簡単に送受信できるのです。で、本体モデム端子にスプリッタからのコードを接続し、発信はトーンにしてそのまま送信します。

 結果は、全く問題なく送信できました。受信の方はわかりませんが、100パーセントとは言わずとも大丈夫なような気もします。ただ、この件で何かあっても責任は持てませんのであしからず(^^;)。インターネット時代になっても意外とFAXは役に立ちますから、ダメ元で試してみられることをお勧めします。

 

5月16日 無料通話の感想

 ようやくというか、Yahoo!BB Phone の売りという無料通話を楽しむことができました。こちらからかけたのではなくて、向こうからかかってきました(^^)。

 わかってはいたものの、モデムに直接つなげた電話機だけが鳴るというのはちょっと興奮しました。かけてきてくれた相手は、私のホームページを見たのではなく(^^;)、人づてにサービスに加入したのを知り、試しにとかけてくれたとのこと。現状では留守電も何もないシンプルな電話機をインターネット経由でつなげているのですが、今後こういう友人が増えた場合は、留守電やコードレス化も検討しなくてはいけないかも。

 あと、将来的にはインターネット電話に番号が割り振られた場合ですね。将来的にYahoo!BB Phone 以外のインターネット電話での通話料金がどうなるか。もし無料で利用できるようなら番号保存料を取られてもちょっと考えてしまうかも。なん過去の日記もインターネット接続から音声電話へ話題が変わっていってしまったというのも面白いです。今後はそうした電話関連のことと、Yahoo!BB が行うと言われている無線LANネットワークのことでしょうね。果たしてどの範囲で使えるようになるのか。そうなるともしかして、出先からでも無線LANのネットワークを使って電話ができるようになるのではないかなんていう希望もあります。ますます楽しみになってきましたね。

 

5月3日 電話周りの大改善

 Yahoo!BB Phoneが正式サービスになって、今日ようやく携帯電話やPHSにもつながるようになりました。

 ちなみに、利用料金は携帯電話へは午前八時から午後十一時までは一分25円、それ以外の深夜は一分20円とほぼ携帯どおしのスタンダードプラン並みになりました。また、PHSについては全国どこの地域でも一分10円+一通話ごと10円のチャージのみで利用できます。特に後者のPHSですが、この料金というのは市内にいる場合は固定電話でもこの料金だったのですが、市外に行ってしまうごとにだんだん高くなってしまっていました。Yahoo!BB Phoneを使うとそういう距離のことも考えなくてよくなり、かなりメリットが出てきました。今日地元の家電店に行ったらかなり力を入れて販売しているようでした。

 当初は電話利用の場合、インターネット接続料の他に月々500円程度の利用料金が加算される予定だったのが、インターネット契約者は追加料金なしと言うことになりました(電話だけ契約の場合は、基本料金390円が発生します)。あとは同じようにYahoo!BB Phone契約の人が増えてくれれば、その人との通話には時間料金がかからなくなります。果たして今の電話会社はどうなるのかと言えるほどの革命的なサービスでありますね。

 そういうことをふまえて、前回の日記で紹介したような切り替え方式を変更しました。Yahoo!BB Phone では動作を保証していませんが、電話を複数つなげることによってかなり使い勝手がよく、まるで回線が二つあるかのように使うことができます。もっともこれは動作保証外の利用方法なので、あくまで事故責任でお試しください。

 まず、スプリッタの電話端子に通常使っている電話を接続します。ということはこの電話で受けたり掛けたりする時には、常にNTTの回線を使うことになるのですね。そうしてここからが本題なのですが、もう一台、別の電話機を今度はIP電話用モデムの電話端子に接続します。これで終わりです。新しく付けた方の受話器を上げると、ちゃんとツー音がして、電話を掛けることができます。この配線は電話線ではなく直接インターネットにつながっていると言うことで、ここから掛けてもNTTから請求が来ることはありません。また、インターネット電話で通話中に電話がかかってきた時にはスプリッタで分岐させた電話機の方が鳴り、同時使用も問題なくできます。何回も利用していますが、私の場合は不具合もありません。

 敢えて問題を探すとすれば、フリーダイヤルやダイヤルQ2に掛けることはできませんし、携帯PHSへ掛ける場合は、番号通知ができません(一般電話の場合は可能)。番号非通知拒否をされた移動電話でない限り、ほぼ全般にわたって通常の電話より安く通話ができるのですから、かなりお得感が高いですね。あとはもう、IP電話自体に番号がつけば完璧ですね。将来的な料金体系はどうなるかわかりませんが、Yahoo!BB Phone でなくても、IP電話同士なら利用料金が無料と言うことにでもなれば、他社も巻き込んで飛躍的に普及が進むかもしれません。しかし現状ではちゃんとNTTの回線契約が必要なところが問題ではあります。これが光ファイバーやCATVのインターネットでもできるようになると、いよいよNTTの屋台骨も揺らぐのではないですかねえ。

 

3月23日 Yahoo!BB Phone も開通しました(^^)

 一連のADSL導入で、とりあえずここまででようやく一区切りついたという感じです。前の日にインターネットを使うための局内工事が終わったというメールが来て、翌日にはもう機材一式が届いたのでした。

 設定と呼べるほどのことはなく、接続ガイドにのっとってケーブルをつなぎ、無事使えるようになりました。BB Phone経由ですと明らかに違う呼び出し音がするので、果たしてこの電話はネット経由なのかそうではないのかということがわからなくなるという心配はありません。音質も言われてみなければ気がつかないほどで、万々歳となるはずだったのですが。

 一つ大きな問題というのは、私の使っている留守電付きのFaxが、不在時に自動応答するのですが、BB Phone 経由だと自動応答せずにそのまま切れてしまうのです。これは、通常留守がちにすることが多い私にとっては大問題で、対策を講じる必要があります。電話信号の流れが今までだとスプリッタから直接電話機に行くのに、いったんターミナルアダプタを通ることで不具合が出ているとしか考えられません。新しい電話機だったらこういうことはないのかもしれませんけど、私の電話機はかなり前の型で、すぐに買い換えるなんてことはしたくないので、一瞬途方に暮れかけました(^^;)。

 今回は対策として、スプリッタから出たモジュラーコードを二股に分け、一方はBB Phone経由での接続を行い、もう一方は従来通り電話機に直接接続し、手元の分配機のスイッチで切り替えるという方法をとりました。こちらからかけたい時には手元のスイッチを切り替えてBB Phoneから発信するという感じになっていますが、すべて以前使っていた電話のコード類を有効活用できたと言うことでよしとしなければいけないでしょうね。

 今後は、ネット電話に電話番号が割り振られるかどうかということが興味の的になりますね(^^)。せっかくNTTとは違った経路でかけられる電話を持ったんですから、できたらNTTの方は着信専用にして回線は開けておきたいと思いますし。でもそういう状況も案外早く来るような気がしてなりません。

 

3月15日 Yahoo!BB開通

 何とか無事に開通しました。スピードの方も3.6Mbps弱(下り)、700kbps弱(上り)という感じです。ヤフーの方では事前に自分の住所を入力すると、だいたいの予想速度を表示してくれるサービスがあり、その結果とだいたい同じくらいであったということからすると、かなりスピードが出ていると見ていいでしょう。NTTのフレッツADSLでは、1.2Mbps程度(下り)だったことを考えると、約3倍のスピードアップです。で、値段は1.5MのフレッツADSLよりトータルで千円弱安いのですからほんと変更して良かったと言うことに私の場合なりました。

 とりあえず私の場合の開通までのことを書いておきます。11日の午前中にNTTにモデムを着払いの宅配便を使って返却しました。工事予定日が13日だったので、11日、12日とまるまるダイヤルアップ接続をする羽目になりました。これが以前の場合、そのまま工事が行われずに虚しく時が過ぎたりしていたらしいのですが(^^;)、私の場合は12日にモデムとスプリッタ(レンタル)が到着し、翌13日の夕方にはNTTから工事終了の電話が来て、そのまま使えるようになりました。タイムラグは2日と少しだけということで、確かに対応には変化があるようです。ただし、いろんな状況を想定し、事務を停滞させないようにした効果というのもあるのかもしれません。みなさんの中で乗り換えを考えておられる方は、とにかく申し込んでからの連絡を密にすることをお奨めします。

 で、それはいいのですがちょっとした問題が実は起こりました。まず最初は、ルータをつないでもインターネットができなくなってしまったこと。ヤフーの接続方法はモデム自体がIPアドレスを取得するので、フレッツADSLの時に設定したような、パスワードやIDの登録はいらず、自動的にIPを取得するように設定を変えてやればいいはずなのに、全然つながらないのです。考えあぐねて、どうしようかと方にくれていた時、何ともあっけない解決の時が来ました。モデムとルーターをつなげていたLANケーブルは以前から使っていたものでしたが、これを他のケーブルに替えてやったらなんともあっけなくつながったのですね。なぜNTTだとつながってヤフーだとつながらなかったのは謎ですが(^^;)、ケーブル一本でこれほど苦労するとは思いませんでした。

 次に、プロバイダ変更に関するトラブルです。今まではメインのプロバイダでこのページのファイルも保管してあるアサヒネットに直接つなげていたのですが、これからはヤフーの方からアサヒネットのサーバーを利用すると言うことになります。いろいろ試してみたところ、なぜかメールの受信はできるものの送信ができなくなっていたのですね。で、いろいろやってもエラーが出るばかりだったのでアサヒネットのホームページに行ったところ、直接接続しないでLAN経由のアクセスの場合はメールサーバーが違うのでメールソフトの設定を変えて欲しい旨の書き込みを見つけました。そういうプロバイダはアサヒネットが初めてだったので、ちょっととまどいましたが、ここを解決したと言うことで状況はこれで全く元に戻ったというわけです。

 あとは、インターネット電話がどうなるかと言うことでしょうね。もう少し待てば電話につなぐ機器が送られてくると思いますので、改めてまたここで紹介します。

 

3月9日 インターネット電話と同時開通かも(^^)

 たまたま今日、ヤフーのホームページをのぞいたら、Yahoo!BB Phoneのモニターキャンペーンが始まっていました。申し込みはまだ開通していなくてもいいということなので、どうせサービス開始になったら申し込むつもりでいたので、モニターに応募しました。先着3万人ということで全然問題なくモニターになることができたようです。

 サービス開始になったら、登録手数料及び基本料・機器使用料がかかるのですが、モニターになると登録無料、基本料などは本サービス開始までの3ヶ月は無料ということです。

 実は昨日、モデムを11日に発送するというメールが来たばかりで、BBフォン専用接続機器の発送は、3月14日以降を予定しているということで、本当にインターネットとインターネット電話がほぼ同時に開通することになるかもしれません。ただ、インターネットの接続に不具合があった時に、電話の方はどうなのかとか、それこそモニター期間でどの程度使えるのかが重要になってくるのではないでしょうか。

 さて、これでいよいよ一年弱利用してきたフレッツADSLともお別れになります。現状の早さがどの程度変わるのか、逆に遅くなったりするのか、ちょっとどきどきしますね。次回はいよいよヤフーからのレポートになるでしょう。

 

3月1日 いよいよ現実的に

 NTTの解約日だけ決まって、そのままの状態が続いていたのですが、先日やっとYahoo!BBの方の工事日が決まったというメールが来ました。

 流れ的には、改めてNTTの机上調査を実施。今度は事前に解約日がわかっているので調査に合格したそう(^^)。NTT電話局内(ジャンパー)工事についてもその日程が決まったということがメールに書かれていました。工事日は3月13日ということでした。3月11日からフレッツADSLは解約になりますから、およそ2日のタイムラグです。ただ、その日に実際Yahoo!BBが利用できるかどうかはわかりません。どちらにしてもその辺には常時接続でなくダイヤルアップ接続となってしまいますがこのくらいは仕方がないですね。

 さて、こんな状態の中NTT西日本はフレッツADSLの8Mにおいてもモデムレンタルを開始したとか(^^;)。そういうことはサービスと同時にやってくれないと。はっきり言って私のような乗り換え客が増えたのであわてて規約を変えたのでしょうが、これでは後追いばかりになってしまってNTTはどうなってしまうのでしょうか。IP電話の方もフレッツADSL契約者に対して行うということですが、たぶんYahoo!よりは安くなることはないでしょう。

 

2月18日 キャンペーンには関係ないわけ

 週末の電話連絡のあと、それに前後するようにメールが入りました。ただ、このメールは全く別系統で出されたものらしく、題名が「机上調査結果のご案内」というものです。

 というか、最初からわかっていたのですが、私の場合は10営業日までに開通しなくても翌月1ヶ月は無料にはならないのです。それはなぜかというと、表題の『机上調査』というもので、回線が他の業者(私の場合はNTTのフレッツADSL)によって押さえられていると、それをいったん解除しない限り工事に入れないのですね。普通の場合調査の結果がOKの場合、すぐに工事の予約を入れ、二三日で開通できれば10営業日で十分間に合うことになります。

 私の場合、3月11日にフレッツADSLを解約し、当日の昼には回線は開放されることになりました。116に電話したのですが、もう少し引き留められるかと思っていたのですがあっさりしたものです。レンタルのモデムは、その日に着払いで送ればいいということですし、その後にどうなるのかがいちばんの関心事です。

 ただ、一連のやりとりで、手応えを感じることもあり、案外早く開通可能になるかもしれません。そうなったらすぐにでも格安の電話サービスも申し込みたいですね。その辺のことについてもここで報告することにしたいです。

 

2月16日 やっと連絡が来た(^^)

 メールで申し込んでから一週間が過ぎ、今週末もだめとなるといよいよ10日だと、やはり10営業日がんばります宣言も信用できないなと思ったら、土曜日にもかかわらず夕方に電話が来ました。

 私のように他社のADSLに加入している場合、その業者が回線を握っているとNTTの工事が出来ないという問題があるのですね。今回申し込んだYahoo!BB自体もそうした回線抱え込みをやっていて、個人が乗り換えを希望しても回線を手放さないため長いことダイアルアップのまま待たされたという苦情が多く、社会問題化していました。そういうわけで、まず私の方でやることは、フレッツADSLの解約と解約日の指定、回線開放は解約からどれくらいで出来るのかを聞いてくださいと電話で言われました。ちなみにYahoo!BBの方で解約日として指定してきたのは(おそらく工事の順番待ちの関係だと思うのですが)3月の11日で、それからしばらくダイアルアップでしのぎ、回線が開放された時点でYahoo!BBが改めてNTTに工事の依頼を出すものと思われます。それと前後してモデムが届き、工事完了して無事に開通できるのは3月の半ばくらいかなと現段階では予想が出来ます。

 ともあれ、来週になったら早々にNTTの方に解約の電話を入れなければなりません。その場合、語尾を濁しながら解約の手続きをすると、すんなりと回線を明け渡さないような情況があるのでしょう。そういう肝心なことを今までやってこなかったからこそ、フレッツADSLは使えないまま新しい回線工事が出来ないような状態が起こっていたのだと考えられます。今回電話をしていて気がついたことは、さらにこちらの方でNTTの担当者の名前を教えて欲しいと言われたことです。個人的には所属部署まで聞くつもりですが、実際問題事務が停滞するというのは、連絡が通らないことにあるのですから、今回の電話はきちんと押さえているところは(マニュアルがあるにせよ(^^;))ちゃんとしているなという感じです。来週以降少し動きがあって、あとは来月に入ってからということになりますが、着々と進んでいるようでほっとしています。

 

2月7日 果たして大丈夫か?

 このままの状態で行くしかないかなと思いかけていた今日、ふとヤフーのトップページをのぞいたらこのようなことに(^^;)。

 実は昨年の10月、YahooBBのサービスが静岡でも開始されるということで問い合わせをしてみたのですが、同時に本申し込みまでした友人のところでは全く連絡がこず(^^;)、結局予約をキャンセルして別の業者と契約を結んだという話を聞いていたのでほとんど期待はしてないのですが、現状のフレッツADSL1、5Mの契約よりも千円弱安く8Mの提供を受けられるのはやはり魅力です。しかもモデムはレンタルで、NTTのように買い取り専用ではありません。今回のキャンペーンで申込日から10営業日までの開通を目指すというのは私のように他社のADSLからの乗り換えについては適用外になるそうですが(^^;)、それにしても早めに開通するのならそれでもいいなということで今回本申し込みをしてしまいました。

 もしかしたらとんでもない失敗かもしれない今回の行動ですが(^^;)、この春からYahooBBではIP電話サービスにも進出し、月500円程度の基本料で全国の一般電話への通話及びアメリカへの国際通話が一律3分7.5円というサービスを開始するということで、それまでに開通できればいいと思うのですが。問題は開通するまでで、いったん開通してしまえば何とかなると思いますし。

 もし、現状で使っているフレッツADSLを解約してしばらく開通できない場合は、先日契約したアステルの無料通信分も1時間ちょっとあるし、メールとかホームページ管理についても滞ることはないと思っていますのでこの件については動きがあり次第ここで報告します。

 

12月5日 現状ではここまで

 今回も割と早めに電話がかかってきました。で、回線の特質について説明を受け、いろいろ考えてしまいました。

 というのも、ADSLは昔から引かれている銅線を使っていて、音声通話で使わない部分を利用してデータ通信を行うものなのですが、そのスピードというのは電話局からの距離に影響を受けます。NTTの担当者の話だと、今契約している1.5Mの早さでは電話局から約4キロまで、8Mになるとその範囲は2.5キロまでに狭まるそう。で、私のところは丁度2.5キロなんですって(^^;)。

 この距離だと高速が出るか、今までと変わらないくらいまでスピードが落ちるか、やってみないとわからないとのこと。さらによく聞いてみると、8Mの契約では現状でレンタルしているモデムを新たに購入しなければならないとのこと。だいたい値段としては2万以上することは想像できるし、それだけの出費をしてスピードが同じだったら悲しすぎます(;_;)。ADSLはそもそも光ケーブルが完備するまでのつなぎの技術であるため、今のところというか今後についても、自宅が自信を持って8Mで通信できるようになるということもないと説明を受けました。通常ならモデム買い取り分と月々の通信料としての売り上げをのばすチャンスであるのにこういう話をするということは、はずれくじを引く確率が高いのではないかという結論に達し、今回8Mへの移行は断念しました。

 これからのことですが、当分1.5Mのスピードでやっていくことになるでしょう。もしNTTの8Mモデムが安く手に入ったら移行することを考えてもいいですけど、そのころには別の高速通信ができているでしょうから、今度は電話サービス以外のインターネットについて考えることになるかもしれません。ほんとのことを言うとちょっと残念だったのですが、気持ち毎月の料金も下がったし、今度はモバイルでのつなぎ放題を目指そうかなと(^^;)。

 

12月3日 とりあえず予約

 NTTの営業時間は9時からなので、116番に電話しようとしたら、新聞の折り込み広告にちゃんと今日からの申込のフリーダイヤルの番号が記されていたので、そちらの方にかけてみました。

 以外にあっさりとつながったのには驚きましたが、やはりこちらの方でもすでにNTT離れが始まっているのかなという感じもしますね。私のように特定のプロバイダとおつき合いしているような場合、乗り換えというのはホームページのアドレスが変わってしまうことを意味しますし、独自ドメインに変えるにしても結構コストがかかりますから、未だにNTTにしがみついてますが、地方在住の方の中には私と同じような状況の方もいるかもしれませんね。

 電話では受付の人と1、5メガから8メガへ変更ということをまず最初に言い、その場合は内部工事? の代金が2000円だけかかるとの説明を受けました。以前と同じように、ここからは別の担当が連絡をするということで、メールアドレスと昼間連絡の付く番号を伝え、これで予約完了かと思ったら、さすが商売熱心なNTT、マイラインプラスの契約だと10%引きだというセールストークを(^^;)。はっきり言って価格だけが魅力なものの、マイラインは別会社に契約済みで、そちらの方が割引料を考えてもお得だと言うことで丁重にお断りしました。ただ、ほとんど市内にしか電話しないようなら安くするための方法として検討の余地はあると思います。でも、そういうのは公正取引委員会の方でいいと認められているのかなとちょっと不審を感じてしまうのですけどね。

 というわけで、今日は受付をした他は何の成果もなかったという(^^;)。また連絡が来たところであとの状況が明らかになるでしょう。

 

11月29日 いよいよ8M化へ向けて

 昨年の今頃には考えてもいなかったような状況になっていますが、いよいよこちらの方でも8Mのサービスが始まります。といってもヤフーのADSLではここ静岡でもサービスは一応開始しているようですが。ただ、フレッツADSLから乗り換えの予定で予約を出したこちらの知り合いのところにはまだ工事の日程が明らかになっていないということらしく、下手をするとNTTの方の体制が整わないとやらないのかという感じがあるわけですが。果たして工事の遅れは誰のせいなのか、個人的にはプロバイダーの提供するサービスがこちら静岡市でも使えるようならNTTとの契約は破棄してもいいと思っているのですが、イー・アクセスも、アッカも(今使っているアサヒネットでの安価な8Mサービスを提供している)全国展開は無理なようです。

 というわけで現状でプロバイダを使い続けるためにはフレッツADSLが結局は安上がりになるので、こちらでは来年の1月末からスタートする8Mへの変更をするつもりでいます。今日の新聞に載っていたのが、静岡の予約受付は12月の3日からだそう。さすがにADSLが始まったときほどの混雑はないでしょうが、できることなら今使っているブロードバンドルーターの限界値に近い6Mぐらいまでスピードが出て欲しいものであります。そうすれば、映画とかスポーツのブロードバンド中継でも、今パソコンで見ているテレビくらいのクオリティは出るのではないでしょうか。

 そんなにスピードを求めなくてもという声も聞こえてきそうですが、とりあえず8Mにたどり着いてしまったら、あとは回線自体を変えて光ファイバーにするしかありません。光ファイバーをひくには工事費がかかりますし、現状の光ファイバーでも、10Mが中心であることを考えるととりあえず8Mにしておけば、インターネット上のコンテンツも10M前後で最適化されるであろう事が予想されます。メール中心という感じならフレッツISDNのままでもいいとは思いますが、昨今のウィルス騒動を見ていると、瞬時にブラウザやメールソフトのバージョンアップができる高速インターネット(アップデータファイルをすぐにダウンロードできる)の必要性がますます高くなってくるのではないでしょうか。

 というわけで、来週になりましたら早速116に電話してみたいと思います。まず、私のところは8Mのエリアに入っているのか、そこから聞かないといけないかもね(^^;)。

 

8月11日 ダイヤルインについての補足

 あれから4ヶ月経ちましたが、現在は二台のパソコンをネットに繋いで利用しています。ノートパソコンには無線LANを導入してみたいですが、今のところは有線で我慢しています。

 で、今回ここで書いていて中途半端に終わってしまったダイヤルインサービスについての補足ということで書かせていただきます。ダイヤルインサービスとは、アナログ回線のように1回線しかない場合でも複数の番号を持てるというものです。同時に通話は出来ませんが、一つの番号をファックス専用にして、電話の鳴り分けが可能になります。今市販されているファックス付き電話のほとんどはこのダイヤルインサービスを搭載してますので、二回線の契約をしないでファックス用の番号を持ちたい方は検討の余地があります。ちなみにこのサービスの利用料は月1,600円となっています。

 3月31日分の日記で、その後のことを書いておりませんでしたのでそこから報告をば。実はアナログにしてからファックス専用番号が使えなくなってしまったのでした。ちゃんと番号に電話するとベルは鳴るのに受けられない状況が続きました。ファックスの説明書には設定の仕方が書いてあるのですが、その通りに鳴ってくれないのでどうしようもありません。とりあえずこれはファックスの不具合ではということでメーカーのサポートに電話したのですが、たまたま県外通話で、その電話料金がフュージョン・コミュニケーションズ(市外電話の会社)が無料お試しキャンペーンを行っていた時だったので電話料金を気にしないで掛けることが出来たのでした。

 そこで詳しく話をし、状況を説明したところ、これはファックスの問題ではなくてNTTの工事内容の問題だといわれました。というのも、最近はどの電話もナンバーディスプレイ対応になっています。自宅のファックスが誤動作を起こすのは、NTTの設定したダイヤルインサービスの信号にナンバーディスプレイの番号表示用の信号が最初に入っていたので、ナンバーディスプレイなどない時代に購入した私のファックスではその信号をどう処理していいのかわからず、誤動作を起こしたとのこと。早速NTTに電話したらまさしくその通りで(^^;)、担当者は平謝りですぐにナンバーディスプレイ非対応のダイヤルインサービスに変更してもらい、ようやくちゃんと使えるようになった次第。皆さんもダイヤルインサービスを使う際は、ファックスがナンバーディスプレイに対応しているのかいないのか、工事前にちゃんと伝えることをお忘れなく。

 

4月8日

 週末は出かけていたので更新ができませんでしたが、その前に無事にルータが届き、設定も簡単にできました。ただ、対応のプロバイダによっては手順の途中でうまくいかない場合もあるということで、対応のホームページで確認をしてから購入した方がいいと思います。私の組み合わせはNTT西日本のSタイプのADSLモデムと、アサヒネットの組み合わせです。

 実際にルータを使ってみて、先日NTTから送ってもらった接続ソフトをアンインストールし、感覚として常にインターネットにつながっているというのは、今までダイアルアップでインターネットにつなげていたことからすると、革命的な便利さですね。外部からの進入が怖いので利用しないときにはルータとADSLモデムの電源を落とすことにしていますが、これでしばらくは接続関連についての不満はないです。

 ただ、個人的にOSのウィンドウズ98の調子が悪いので、この週末にさらにOSをウィンドウズ2000プロフェッショナルにアップグレードしました。動作の安定感はまだ使い始めて日が浅いのでいまいちわかりませんが、速度の方はウィンドウズ98と比べて標準でちゃんと設定されるようで、若干スピードが上がったという感じがします。回線がすいている状態でテストしたところ、今までで最高の1.3Mが出ました。

 とまあそういうわけで、私のインターネット環境はこの一年でがらりと変わり、手軽にインターネットを利用できるようになりました。しかし、こうした環境を享受できているのはたまたま私が住んでいるところでサービスが開始されただけのことであり、本当はこうしたサービスをもっと多くの人たちに実感して欲しいですね。とりあえず、この日記はここで中断しますが、今後こうした高速インターネットを使ったコンテンツが登場してきた場合はここを利用してレポートをしてみたいと思います。また、導入に関して何かわからないことがあった場合は私が知っている限りのことならばお答えしますので、メールなり掲示板を使ったりして連絡をいただければと思います。

 

4月1日

 何とか無事に開通したものの、前回書いた強制終了後の再接続の問題がネックになっています。パソコンがフリーズしたりして再起動をかけた場合、モデムからインターネットに接続していた場合、強制終了と言うことになってしまいます。ISDNの場合はダイヤルアップだったので再度電話をかけ直せばいいのですが、フレッツADSLの場合はそうはいかず、一定時間接続不可能になってしまいます。これは仕事がらみでインターネット接続が必要な私にとってはどうしても改善したい点です。あと、意外にめんどくさいのがLANケーブルの差し替えです。ジョルナダ690を含めると常に3台のマシンでデータの同期を取っているので、その際にいったんインターネット接続を終了した後ケーブルを差し替えるというのはかなりめんどくさいです。ということで、パソコンに代わって接続を確立し、同時に復数台のパソコンでインターネットを楽しめるブロードバンドルータの導入は避けられない状況になってきました。導入してまだ2日目なのにね(^^;)。

 でも、モデムをレンタルにして極力初期支出を抑えてきたと言うこともあり、できるだけ安くて高性能なものをという希望をもってお店を巡ってきました。これは仕方ないことなのかもしれませんが、こちらではまだフレッツADSLのサービスが始まったばかりと言うことで、大きな店にもISDN関連のものしか置いていないことが多く、ネットで調べた高性能低価格の商品は影も形もありません。あるのは、もはや型遅れになった製品ばかりで、その割に2万円弱とそこそこの値段だけはするし、とても購入する気にはなりません。そんな中、何件目かのお店で、購入候補に挙げていたルータのパンフレットを見つけました。値段も定価19,800円を15,800円と、首都圏の価格と同じです。早速お店の人に聞いてみたところ、在庫はないが3〜4日で納品できるとのこと。この製品はアクトンのSMC7004BRという型番のもので、4ポートのスイッチングHUB機能だけでなく、プリントサーバ機能まで内蔵されています。将来的には高性能のノートパソコンを購入して、デスクトップとノートパソコンの使用頻度を同じくらいにしたいと思っているので、LANで繋げばインターネットも印刷も共有できるというのは非常にポイントが高いです。これもインターネットを通じて、現在使っているADSLモデムとプロバイダであるASAHIネットで問題なく動作していることを確認していたので、とっととお金を払い導入が決定しました(^^)。とりあえず物が来てからまた報告したいと思っています。

 

3月31日

 日付は31日としてありますが、とりあえずその前の30日の話から。朝工事開始の電話が来て、ついにターミナルアダプタを外し、電話をモジュラージャックに直結します。アナログに戻す作業はすぐに終わったようでした。ただ、ダイヤルインの工事についてはやったのかどうかわからず、現在になってもうまくつながっていません。まあそれはいいとして、スプリッタを使って電話とADSLモデムに分配して配線し、宅内工事は終了。これをNTTの社員にやってもらうと結構な工事費を取られるのだからばからしいものです。

 で、これですぐにつながるかというとそういうわけにはいきません。専用の接続ツールがなかなか届かず、ふと郵便受けを見るとそれらしきものが。でも中身をよく見たら、それは同じ通信関連のものでも市外通話が一律三分20円というフュージョン・コミュニケーションズからサービス開始の通知でした(^^;)。キャンペーン期間とかで、4月中の電話代が4000円分かけ放題になるということです。かけっぱなしにして10時間というのは結構魅力的かも。また、ここではインターネット接続サービスもやっていまして、月額200円を払うと、電話代込みで3分10円での接続可能とか。フレッツADSLのトラブル対策としても結構いいかもしれませんね。

 接続ツールの方は夕方に配達があったらしいのですが不在だったので、改めて本局の方に取りに行ってきました。で、ソフトを導入してつなげたのが30日の夜だったのですが、31日0時からということでしたが普通につながってしまいました(^^)。全般的にきびきびした感じで、確かに早くはなっています。速度を調べたところ700〜800kbpsは出ていて、フレッツISDNより10倍以上の速度が出ていることになります。ただ、問題もないわけではなく、接続中にパソコン自体がハングアップしてしまった場合、どのくらいの時間かわかりませんがしばらく接続ツールによる接続ができなくなってしまいます。今後はパソコンから接続するのではなく、ルーターから接続するようなやり方にするのがいいのかもしれませんね。それに関連して、インターネットにつなげながら別のパソコンとのファイルのやりとりができないというのも気になるところです。ただ、ルータの種類というのはまだ出そろっていないようなので、もう少しいいものが出るか、現行機種が値下がりをするのを待った方がいいのかもしれません。

 

3月27日

 はっきり言ってモデムが来るまでは、開通の情報も信用していなかったのですが、今日になって本当に着きました。ついたのはADSLモデムと、電話機につなぐ音声線とデータ通信用の線を分けるスプリッタという専用の分配機です。ただ、パソコンにインストールする導入ソフトはその後の発送になるとのこと。一緒に入っていた説明書には自分で工事をするための説明書が入っていて、開通の現実感が出てきました。まあ、工事といってもモデムとスプリッタをモジュラージャックで繋ぐだけなんですがね(^^;)。だからよっぽどのことがない限りは高いお金を出して工事をしてもらうことはないですよ。

 あと目に付いたのはモデム一式と一緒に入っていた「フレッツADSL・虎の巻」という前回送ってもらったものよりは多少詳しいパンフレット。ここではさすがにフレッツADSL用のパンフレットだけあって、アナログのスピードとの比較が目に付きました。しかし、56kbpsのスピードを『のろのろ通信』と活字で書くことはないでしょうが(^^;)。それがのろのろなら、携帯電話でのインターネット接続はもう通信ではないということになってしまいます。でも、これだけの通信速度が月々4600円(モデムなどレンタルの場合)で実現されてしまうのですから、ますます携帯でインターネットをするのが馬鹿馬鹿しくなってしまいます。さあ、そういうわけでいよいよ開通まで秒読みです。

 

3月22日

 正式受付が21日で、その日のうちに連絡がなく、翌日のこの日もずっと連絡がないまま来てしまったのでやはりだめかと諦めかけたところ、午後5時ちょうどに連絡が入りました。さあ、どんなお詫びの文句がくるのかとモデム供給が少ないことを知っていたのでてぐすねを引いて待ったのですが(^^;)、意外とすんなりと30日工事、31日の午前0時から開通というスケジュールを聞かされてびっくりしたというのが正直なところ。モデムはレンタルにするか重ねて聞かれたのでちょっと不安になり、いったいモデムはいつ届くのかと聞いたら、来週には届くようにするとのお返事。本当に信じていいのでしょうか。

 その後の話は、もう開通を前提に話が進んだのでした。前回懸案だったファックス専用の番号は、800円のダイヤルインサービスを付加することによって以前もらった番号は変わらずに利用できるとのこと。もちろん、今使っているファックスにダイヤルインサービスの機能が使えることが前提ではありますが、私の場合は何事もスムーズにいってしまって怖いくらいです。

 あとはプッシュ回線を薦められたくらいですが、今回もしつこいぐらいに、LANの機材と設定はお願いしますと言われました。プッシュ回線の方はきっぱりとお断りし(^^;)、問い合わせや予定変更の場合の電話番号を聞き電話を切りました。さあ、そういうことでこれからはプロバイダーに変更の届け出をし、月末の開通に備えるということになります。ただ、私の場合は仮予約の段階の最初の方に申し込むことができたという事がありますから、これから導入しようとする人にとってはちょっと参考にはならないかもしれませんね。

 

3月8日

 まさか連絡があるとは思っていなかったので少々気を抜いていたのですが(^^;)、この日連絡がありました。日中連絡可能な携帯の番号を告知してあったことがよかったようです。今回はもう少し詳しい話をすることになりました。

 まず聞かれたのが現状の契約形態。私の場合はISDN回線で、「iナンバー」という追加番号をもらっていましたからそこらへんのことについて。アナログに戻すと言うことになると回線は1つに戻ってしまうのですが、実はアナログでも番号だけ割り当てることができる「ダイヤルイン」サービスというのがあり、手持ちのファックスはその機能を内蔵しています。問題になるのは、今まで使っていた追加番号がそのまま移行できるかということ。この件についてはさすがに営業の人もADSL以外の話が出てくるとは思わなかったようで、打ち合わせが済んだあとなのか、さらに時間をおいて確認の電話がかかってきました。前回の電話の時も思ったのですが、かなりきめ細かく連絡してくるという印象です。

 で、前回の繰り返しになりますがやはりまだ確実に使えるとは断定できないようで(^^;)、21日に調査し、その結果によって利用できるかどうかが決定しますという話は変わりません。そのあと、今使っているターミナルアダプタは使えなくなるとか、その代わりにADSLモデムとスプリッタと呼ばれるモデムと電話機の回線を分ける機械が必要になるとか、ADSLモデムとパソコンを接続するのにはLAN(10BASE−T)を利用するので、その設備は用意しておいてくれとのこと。

 そうして、後はかなり具体的なことも聞かれました。まずアナログに戻すということで、回線をパルスにするかプッシュにするか、さらにモデムとスプリッタを買い上げるのかレンタルするか、回線工事は自分でやるか職員を派遣してやってもらうかということです。こちらとしてはコンサートチケットを申し込むときぐらいしかプッシュ回線の恩恵はないので(^^;)回線はパルス、モデムなどは4年以上使わないと元が取れないので当然レンタル。さらに工事云々のところで、工事については専門的なこともあるようなことを向こうではおっしゃっていましたが、単に接続するだけであるということを知っていたので(^^;)、自分で工事するとはっきりと告げました。ちなみに自分で工事する場合、アナログに戻す手数料、フレッツADSLを申し込む手数料がそれぞれ800円。あと、自分で工事する分の工事費を上乗せして、合計は4600円といわれました。パンフレットによると、出張工事だと1万円以上余分にかかりますから、このページまでたどり着ける方だったらほとんど自分で工事するやり方で問題ないと思いますね。

 モデムはレンタルということにしたのですが、工事日が決まったら(あくまで利用可能と判断されたらの場合ですが)モデムとスプリッタは希望する住所まで送ってくれるとのこと。念のために住所を確認してくれまして、すべての打ち合わせはここに完了したのでした。さてさて、あと二週間、これだけ期待を掛けておいて、調査の結果使えないなんてことにならないといいものですが。

 

3月1日

 昨日の新聞で、1日より仮の受付開始ということで、早速NTT西日本のホームページで確認してみました。webからも申し込めるようでしたが、私は担当者と直接話のできる116番にこだわりました。以前、フレッツISDNを申し込んだときに葉書を使い、連絡を待てども待てども連絡が来ず、しびれを切らせて116へ電話してようやく動いてもらえたという苦い経験があったからです。116番の受付は9時からということで、本当に9時ちょうどに(^^;)、116に電話。フレッツADSLの件でと言うと、専門の担当者に替わってもらいました。

 まず聞かれたのが電話番号で、番号によっては対象地域ではない場合もあるとか。静岡市以外の方のためにちょっと補足しておくと、静岡市というのは合併を繰り返してその土地を広げてきたという歴史があります。なんと南アルプスの山の中まで静岡市という状況があるのでそうした作業が必要なのですが、上記のNTTのホームページから果たして自分の地域がサービスの受けられる場所かということは調べることはできます。事前に調べた際、私の電話番号ではサービス提供可と言うことになっていましたので、その辺については何ら心配するものではありません。案の定電話の向こうでもそうした結果が出たらしく、サービスの提供地域ですねという返事が返ってきました。

 問題なのはその後です。スケジュールとして、サービス提供地域であっても工事の関係ですぐにサービス開始できるかどうか不明という予防線を張っているようで(^^;)、その結果を3月21日に改めて電話すると、こちらの昼間に連絡の付く番号を聞かれ、とりあえず電話を切りました。まあ、フレッツISDNでの痛い経験があるので、すぐさまサービス開始と言えない事情はあるでしょうが、ちょっとびくびくしすぎという感じはしましたね。こちらは常時接続の恩恵にありますから、すぐさまサービス開始しなくても、幾分か余裕があるのであくまで朗らかに受け答えをしておきました。

 で、その後の連絡は21日までないと思っていたところ、以前問い合わせをしてあったので最初に紹介したパンフレットが届いていて、これはかなりNTTはやる気なのではないか(というか、他業者の営業を妨害しているというニュースもありましたし(^^;))と感じていたところに、普段滅多に鳴らない携帯の呼び出し音が鳴りました。電話の主は116番の受付から引き継いだ担当の人で、サービス開始までへの朝と同じ言い訳を聞いた後(^^;)、こちらのプロバイダ名とメールアドレスを聞いてきました。となると、事務連絡がメールの形でくるのでしょうか。まあおそらく21日までは何の連絡もなく、21日以降だって危ういと思うのですが(^^;)、申し込み初日の対応としてはそこそこという気もしましたね。これで今月末には高速インターネットの恩恵に預かれるのでしょうか。まあ、そんなに期待していないんですけどね。

 


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