こういう場合、普通は川に架かる橋を渡る浴衣を着た外湯巡りの人たちをモチーフにした写真を最初に持ってくるのかも知れません。これは一体なんだと言われれば、「井戸である」としか答えようがないんですね。たまたま私が温泉街を闊歩していたときに、『桃源水』という霊水があるということで、見つけたのがこの井戸なのです。しかし、ポンプの上には「飲用不適」の文字が(^^;)。だったら霊水の意味がないじゃないと文句を付けそうになりましたが、温泉は飲めるところもありました。最初からこんな写真で申し訳ありません。以降で城崎の外湯巡りと行きましょう。
温泉街にある飲泉所です。丸い石の周りから、ちょろちょろと流れ出ているのを茶碗に集めて飲むのですが、これが思いの外集まりにくい(^^;)。味はちょっと食塩が入っているもののそれだけでない複雑な味がしました。ここでは、濾過しているのかはちょっとわかりません。 |
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さて、いの一番に行きたい「一の湯」だったのですが、ご覧の通り惨憺たる有様になっていました(;_;)。改装工事は一年ぐらいかかるということで、来年の冬にならないと、新しい一の湯には入れないと言うことでした。しかし、よりによってこんな事になるなんて、ちょっとどころか、だいぶ残念です。 |
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私の泊まった旅館だけでなく、すべての旅館のフロントにはこのような石鹸入れがおいてあります。同じところにある外来入浴券を持って、旅館の下駄を履いたり旅館の浴衣を着たり、とにかく温泉街に泊まっていることを主張しながら外来入浴に行けば、いくら入っても宿泊費のうちということになります。ちなみに私は、本来してはいけないことなのですが、一泊にも関わらず、外湯全制覇をしてしまいました。本当は、連泊者がゆっくり時間をかけて外湯制覇にチャレンジするとのことですので、湯あたりしやすい人は気をつけてください。 |
最初に入ったのは「柳湯」でした。一番近いというのがその理由でしたが、夕方で混んでいた上、浴槽が一番小さかったため、入るまでが大変だったですね。名前の通り、柳の木の下からわき出したそうで、子授けの湯という別名があります。 |
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続いて入ったのは地蔵湯。ここは大きくて立派で、奥に小さな庭園があり、天井も高く開放感もなかなかのものでした。その名の通り、画面の左の方に、お地蔵さんが鎮座しています。 |
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川を中心に、両岸に旅館が並んでいるのが城崎温泉の特徴です。橋を渡って目的のお風呂に行く、なかなか風情があっていいのですが、ちょうどシャッターをおろした瞬間、浴衣を着た女性ではなく、Tシャツを着た男性陣と鉢合わせてしまいました(^^;)。 |
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温泉街といえば、温泉だけではないというのが常。これはスマートボールの機械です。城崎にはこんなお店がたくさんあって、それなりに経営が成り立っているのがなかなかすごいと思います。 |
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日も暮れて、泊まり客が出かける先は上のスマートボールかこの射的ということになります。私が見た範囲では、弓道場みたいのはありませんでした(^^;)。これも、軸をぶらさず標的の右上をねらって打てば大きいのでも落ちるといいますが、ここで使っているコルク銃は、もとから軸がぶれてるかも知れませんしね(^^;)。まあ、浮世離れをした場所で楽しめばいいのでしょうが。 |
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美人の湯と銘打たれた「御所湯」です。ここは、サウナもあってそこそこ広く、一番長く浸かっていました。湯温は、ことごとく44度ぐらいで、長く入っているとのぼせてしまいます。しかし、ずっと外に出ているとそれはそれで体が冷えてしまうのですね。ですから、かけ湯をしながら粘ってしまいました。 |
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一の湯が改装工事に入ってしまったので、この「まんだら湯」が一番建物の風情があったし、源泉に近いお湯を使っていたような感じがしました。各外湯は営業時間に差があり、このまんだら湯だけが、早朝の営業をしていません。本当は朝にもう一度入りたかったのですが、ちょっと残念です。しかし、夜はどこも23時まで営業しているのですよ。 |
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まんだら湯の中に飾ってあった、明治中期のまんだら湯です(^^)。各外湯には、このように昔の姿を展示してありました。今だったら、こんなところだったら女性は入るのに躊躇しまくるでしょうが、個人的にはこんな素朴な温泉に入ってみたいですね。 |
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一番新しくて、庭園露天風呂まである鴻の湯です。しかし、ここが外湯発祥の地ということでした。さすがに露天風呂があると言うことで相当の人気で、駐車場には車が満杯状態。ロッカーには点字の案内があるなど、新しいなりに気をつかった施設になっていました。 |
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これで、外湯巡りはおしまいです。昼もそれなりの良さがありますが、やはり温泉巡りは夜が楽しいですね。おみやげを見たり遊んだり、合法的な道草をしながら宿の周りをぐるぐる。皆さんも機会がありましたら、城崎の外湯巡りを楽しんでみてください。 |
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